【感想】蜘蛛ですが、なにか? 4巻 チートに次ぐチート!どんどん強くなり進化していく蜘蛛子
あらすじ
蜘蛛子、ついに超絶進化!?さらに姉妹も誕生!?どうなる中層攻略!
強敵を倒した蜘蛛子は再び進化の機会を迎えた。今度は希少種に進化しステータスが大幅アップ!しかも新スキル「並列意思」の獲得で蜘蛛子の思考が二人分に!?新たなスキルを携えて中層攻略に挑む! bookwalker作品紹介より
というお話です。作者 かかし朝浩さん 原作 馬場 翁さんです。
登場人物?
蜘蛛子:現在炎燃え盛る中層攻略中。段々とよくわからない何かに進化していく。
感想
さらに新しい進化を遂げる蜘蛛子。そして、人格がなんか大変な事になる
はい!というわけで、今回紹介するのは『蜘蛛ですが、なにか?』の4巻です!
特に何という事も思いつかなかったので、さっそく紹介していきましょう(適当)
美食を求めて
ここまでのダンジョン生活の中でついに初めて『美味しい』と思えるモンスターと出会った蜘蛛子。
その美味しいナマズをこのダンジョンから狩り尽くす勢いで倒すために中層を探検していると、これまでより強そうなモンスターと出会いました。
スキルに『火竜』を持つモンスターですが、しかしこれも特に問題無く倒します。
さらにこいつを倒した直後に念願のナマズも再登場。ナマズが謎の新技を披露するも、これも特に問題なく倒します。
この2連戦の間にも、なんやらのスキルがレベルアップして微妙に強くなったりするんですが、正直この辺よくわかんないんですよね(暴言)
いや。わかるんですよ。非常に簡単な話の繰り返しなので、わかるんですけどね。
スキルが上がった。強くなった。スキルが上がった。強くなった。で、新しい敵が出てきたらその強さを表現するのにたくさんのスキルが表示されて……。
と、RPG感覚に。それが良いのか悪いのか。
で。
ナマズを倒して食した蜘蛛子の前にさらなる敵が登場します。今度の敵は見た目ウナギ。
こう、なんとなく伝わるでしょうか。ステータスとスキルが表示されているせいで、なんか余計よくわからなくなってしまうといいますか。
蜘蛛子の『鑑定』のスキルのレベルが上がってきたために、ここからの敵はだいたい最初のこうしたかなり詳細なステータスが表示されますが、段々敵も強くなってきますのでスキルが凄い量になってきましてね。
果たしてそれは必要なのか?と思うような一覧表示がなかなか受け入れがたい人もいるかなと。
なろう版の小説を読んでいても、この辺からちょっとずつ脱落者出てくるんじゃないかなという感じです(暴言)
一応言っておきますが俺は好きですよ。好きなんですが、この辺結構中だるみで読んでてしんどかったです。好きですよ。ほんとに。はい。
で。それはさておき。
今回対峙するこのウナギはなかなかに強い部類。
高速でブレスを吐いてきまして、さらにこのブレスを『確率補正』のスキルで命中率を上げてきます。
ゲームならまだしも、実際に打ったもんが当たるか当たらないかに果たして『確率』が関与するのかどうかはわかりませんが、考えるのではなく感じるのです。
蜘蛛子はこの高速ブレスを『予見』と『思考加速』のスキルを使って(パッシブなので使うもおかしいけど)回避。
せめて地上戦ならいいのですが、相手が炎の中にいるために蜘蛛子からの有効な攻撃手段がほとんど存在せず逃げの一手。
狙うは相手のブレス連打によっておこる『MP切れ』です。
ひたすらブレスを回避し続け、その間にもちょいちょい上がっていく蜘蛛子のスキルレベル。
直線的な高速ブレスに加えて、さらに横凪の強力なブレスも駆使してくるウナギ。
もう全然勝てる気しない体格差ですが、そこをスキルと頭脳の差で埋めながらなんとか戦い続ける蜘蛛子。
横凪ブレスを回避するために天井に追いやられるも、なんとかこれをしのぎ切りついにウナギのMPが空になりました。
そして、他のモンスターと同じくMPが切れると地上に上がってくるナマズ。
一応なかなかの強敵扱いなのですが、絵面が微妙に可愛いせいで迫力に欠ける。
なんとか地上に引きづりだしたものの、まだ油断は出来ません。ブレスこそ吐かなくなったものの、そのシッポの一撃は脅威です。
蜘蛛子に襲い掛かるウナギの口に毒を放り込み、これでやっと倒したかと思いましたがそこからウナギは復活。
スタミナと引き換えにHPを回復し、さらに新たな『毒耐性』と『HP自動回復』のスキルを手に入れるウナギ。
このまま長引けばどんどん相手が強くなっていってしまうので、ありったけのMPを使ってウナギに毒を浴びせる蜘蛛子。
ギリギリになりましたが、これでなんとかウナギを倒し、さらにレベルアップしました。
レベル6から一気にレベル10に上がり、さらにこれで進化出来るようになりました。
割と『強敵と戦って一気にレベルが上がる』というパターンが多いので、なんというギリギリの戦いか。と思いますが、延々ザコ狩りを見せられて地道にレベルが上がっていくってのも間延びするのでこういう感じがいいですかね。
進化する
今回の蜘蛛子の進化先の候補は2つ。
『ポイズンタラテクト』と『ゾア・エレ』の2種類。
蜘蛛子はこの2択に対して『ゾア・エレ』を選択しました。
これによりステータスが向上し、これまで『被弾=死』というかなりピーキーな性能であった蜘蛛子にも少し余裕が生まれました。
さらにレベルアップで手に入れたスキルポイントを消費し、謎チートスキル『忍耐』も手に入れさらに強くなる蜘蛛子。
スキル『忍耐』を手に入れた事により称号『忍耐の支配者』を手に入れ称号の効果によりスキル『外道無効』を手に入れた事によりスキル『探知』を使えるようになった蜘蛛子。
考えてはいけません。感じるのです。
そして、常時『探知』を発動させられるようになった事によりガンガン上がっていくスキル。
さらにあともう2回こんな感じの描写があります。
いいですか。考えてはダメです。これは、こういうもんなのです。感じるのです。
そして、なんやかんやでスキル『並列思考』が『並列意思』という上位スキルに進化し、その事によりなんと、蜘蛛子の中の『意識』が2つに増えました。
『体担当』の意識と『情報担当』の意識になりました。
考え事を専門にする『情報担当』と、考えてる間に勝手に体を動かして敵を倒したりしてくれる『体担当』の意識の2つが体に滞在する事になります。
これね。このね。これまだ漫画だからなんとなくわかるんですが、web版でこの辺から結構長い間なんかよくわからなくなってきます。
この辺から『蜘蛛子』という存在は1人なのに、脳内にある複数の意識同士が会話したりするという、やや痛々しい感じになっていきます。
が。この『〇〇担当』という複数の意識が主人公のスピンオフ漫画なんかも開始されて、人気であるようです。はい。
それから
この辺でだいたい4巻の半分くらい。
ここから、蜘蛛子は『邪眼』のスキルを覚え、さらに個人的に願った『叡智』というスキルがなぜか『管理者D』とやらに承認された結果さらに追加される事になり、より万能になっていく蜘蛛子。
これもまたチート級のスキルなのですが、これには流石に違和感を覚える蜘蛛子。
この世界は、何かがおかしい。
蜘蛛子のグチに合わせて突然作られた新しいスキル。まるで、誰かが自分を観察しているかのよう。
もしかして『私』は誰かが作ったゲームの中の登場人物の1人なのではないのか?
そして。
体、情報に加えてさらに『魔法担当』の意思も増え脳内で3人になった蜘蛛子。これで中層でも向かうところ敵なしかと思われましたが、そんな蜘蛛子の前に強敵が!
へー。以外の感想が特に無くなっていく感じですが、とにかく強敵が登場して4巻は終わり!
5巻へ続く。
画像:「蜘蛛ですが、なにか?」コミックス4巻より引用
WEB版を読む
今のところ(2020年5月)全話無料で読めます。やったぜ!超太っ腹!
なろう版を読む
結構長いので覚悟を決めて読んでください。
アニメ公式
PVも見れます。今後色々な情報が更新されていくと思うのでぜひ見てみてください。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません