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【感想】魔都精兵のスレイブ 2巻 踏まれたりたくし上げられたり乗られたりします

2019年11月30日

当ブログはその性質上、どうしてもネタバレを含みます。そんなの嫌だ!という方は十分に注意して読んでください。

 

あらすじ

魔都へと迷い込んだ男子高校生・和倉 優希は、魔防隊七番組組長・羽前 京香の奴隷兼魔防隊の管理人として波乱の日々を送ることに。醜鬼の集まる巣を叩いた七番組は、京香の故郷を滅ぼした宿敵『一本角』と対峙。優希は、その異形の背に跨る人物の面影に覚えが――!? bookwalker作品紹介より

というお話です。原作 タカヒロさん 漫画 竹村洋平さんです。

登場人物

和倉優希:京香の能力で奴隷となり魔防隊七番組の寮の管理人となる。改めて見てみると、この巻ではご褒美中くらいしかほとんど素顔での出番が無い。0ではないけど。潜在的な欲望が結構とがっている。いい事だ。

羽前京香:魔防隊七番組組長。自身の故郷を滅ぼした醜鬼『一本角』を探している。優希が活躍するたびに、そのとがった性癖の的にされる。しかし、言うほど嫌そうでもないところがポイントが高い。

東日万凛(ひまり):魔防隊七番組所属。この巻のメイン。前巻ではいまいちハッキリしなかった能力の詳細も明らかになる。姉との間に確執があり、その事が原因で優希を奴隷にする事になる。

東八千穂:六番組の副組長。日万凛の姉。妹にかなり辛く当たる。崇高な構えと共に時を5秒止めるか戻す事の出来る能力『東の辰時』(ゴールデンアワー)が使える。新型の醜鬼の登場により発生した七番組vs六番組で姉妹対決を行う。

感想

序盤から登場していい能力じゃない敵があらわれた!

前巻の最後に発見した醜鬼達の巣へと向かう優希達。

そこでいつものように組の連携プレイで醜鬼達をサクっと殲滅するつもりだったが、思わぬ強敵に出会ってしまう。

強そうな敵

京香にとって仇である一本角と呼ばれる醜鬼の上に乗った謎の女性。1人1つが限界であるらしい魔都の桃を何個も食べている。

どうやら弟がいるらしく、聞いてもいないのに突然弟の自慢話を始めたかと思えばそれを邪魔した醜鬼をグチャグチャに丸めて一本角に食べさせた。

奴隷化した優希を見て、何かに気付いて逃亡を図る謎の女性。京香は、仇を目の前に怒りで我を忘れ追撃しようとしますが仲間の被害が甚大である事に気付くと歯を食いしばって撤退を決断しました。

勇気ある撤退

優希を見た時の反応から、あの強そうな敵の正体はもしかして魔都災害で死んだとされていた優希の姉なのでは?という感じがするのですが、それよりも『京香と同じ醜鬼に騎乗して戦うスタイル』というのが気になります。

もしかして、同じタイプの能力っ・・・!的な。奴隷化の世界に入門する。みたいな。

仇を見て思わずカっとなり、うっかり部隊を全滅の危機にさらした京香でしたが、冷静に仲間を助ける事を優先した優希のおかげでなんとか部下を失わずに済みました。

はい。それでは、今回も頑張ったので優希君にはムフフなご褒美タイムです。

業が深い

まだ2巻にしていきなりエッジの効いたとがった性癖を丸出しにするわけですが、今回はさすが部隊の全滅を防いだだけあって褒美もロングコース。

京香も、どうせ体も勝手に動くし時間ももったいないしで、足ふみご褒美のまま今回の作戦の反省会を行います。

反省会の主な議題は『もしかしてさっきのは姉では?』という話。

そんな話をしながら、最初はブーツ越しだった足ふみが次は靴を脱いで素足での顔。さらには股間の踏み付け。しかも、その間パンチラ見放題という、なんだお前。魂削ってサラリーマンが死んだ目で毎日働いてるのに、なんだお前。そのご褒美は。行くとこ行けば俺の日給で足らんのじゃないのかそのサービスは!

とまぁ、詳しいサービスの内容は良い子が読む健全なブログでは見せられない(そこまでではない)わけですが、買って読むかもしくは想像してください。イマジンです。イマジン。

新しい敵に対して

たくさん働いてたくさん踏まれたい変態の心はさておき、非常に強力な新手の醜鬼の出現に魔防隊もなにかしら対策を打たねばなりません。

そこで、現在の戦力を把握するという名目で六番組と交流戦を行う事になりました!

こちらが六番組の方々。もっといます

左の女性が七番組の東日万凛の姉である八千穂。とにかく何かにつけて妹を煽ります。そんな姉に負けたくない日万凛は、優希を奴隷にして姉と戦う事に!

奴隷にして戦う。と言っても、それは京香の能力では?という話なのですが、ここでやっと日万凛の能力が明かされます。

『東雲の志』(ラーニング)と名付けられたその能力は、他人の能力を学び自分でも使えるようになる。という、なにそれ最強じゃない?という能力でした。

しかしこの能力には欠点があり、いわゆるコピーキャラにありがちな『コピーした能力は劣化版』という特徴がありました。

その3cmで戦争が起きるかもしれないのに

ただ、全ての能力が劣化するのかと言えばそうでもないようで、相性があるらしいです。で、運良く京香の能力は相性が良かった。と。そういう事です。考えるな。感じろ!

京香の能力をコピーしてさっそく優希を奴隷にする日万凛。

新形態

なにやら新しい形態に変身した優希。力は京香の時に劣るものの、速さはこちらの方が上のようです。そして、新しい力のお披露目もかねて周りに出現した醜鬼をボコボコにしてやりました!

さて。

能力をコピーしたのですから当然その見返りもコピーです。日万凛もよく頑張った奴隷にはなにかしらのご褒美をあげなければなりませんとも!えぇ!なりませんとも!!

そんなわけで。

今回のご褒美は、スカートたくし上げからのパンモロ。さらにはスカートを脱いでの顔面騎乗という、なんだお前。なんだお前。

大事なところは見せられない

見たければ買うかイメージするがいい!そしてこの作品を読んでいればよくある事ですが、純真な少女には耐えがたいレベルの辱めを受けたような気がするのに、次のページでは『なんにもありませんでしたよ』といわんばかりに普通に会話してたりします。メンタルタフネス。

vs八千穂に向けて

そんなわけで、交流戦での八千穂戦に向けて特訓を開始する2人。八千穂の能力は『東の辰刻』(ゴールデンアワー)で時間を5秒止めるか巻き戻す能力です。

これが違う作品ならその部のボスクラスの能力ですが、それがまさかの序盤から登場。

一応能力には制約があり、使用後は凄く疲れるので数回しか使えない事と、謎のポーズをとらなければならない事。

月にかわって

わずか5秒とはいえ反則級の能力ですから、それに勝つ為に必殺技の特訓をする2人。

で。

まぁそりゃ、特訓ですから。必殺技の特訓ですから。必ず、殺す!と書いて必殺技ですから、その特訓もまた大変。魔都にはなんぼでもいる醜鬼を倒しまくって必殺技を開発しました。

はい。というわけで、またしてもご褒美。今回のご褒美はこちら。

なにが?

どうなっているのかは各自の想像にお任せします。王道すぎて逆に普通という感じなので、特に羨ましくもなければ嫉妬もしない。

嫉妬もしない。

そして交流戦

2人の特訓で編み出した必殺技は、果たして姉の八千穂に通用するのか!

というところで2巻は終わり。

個人的には日万凛の姉の八千穂が好きです。ピーキーな感じの能力とキャラが。発動条件が『ポーズを決める』ってなかなかいいですよ。見た目も可愛い。ツインテール萌え。

絵が好きなんですよね。まぁエロスもあるんですが、なにより綺麗というか上手ですよ。『悪そうな顔を悪そうに描く』っていうシーンが好きなので、悪そうな顔をよくする八千穂好き。推し。

画像:「魔都精兵のスレイブ」コミックス2巻より引用

 

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