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【感想】けものみち 2巻 花子との出会いと、花子のお見合い。あと源蔵さんに弟子が出来る

2019年12月13日

当ブログはその性質上、どうしてもネタバレを含みます。そんなの嫌だ!という方は十分に注意して読んでください。

 

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あらすじ

花子とカーミラが「けものみち」で働くことになったエピソードを収録。

花子が犯人ではないと考えた源蔵はドラゴンのにおいのするという真犯人を探すため、プロレスラー・ケモナーマスクの正装で現場に向かったのだが、自らが不審者として追われるハメになってしまい…。

というお話です。原作 暁なつめさん 漫画 まったくモー助さん 夢唄さんです。

登場人物

柴田源蔵:異世界召喚されたプロレスラー。魔王や魔物を倒す使命を持った勇者として召喚されたがそれを拒否。姫にジャーマンかまして逃亡。異世界でペットショップを営む。重度のケモナー。

シグレ:借金のカタとして売られそうになっていたところを源蔵に助けられた狼の獣人。源蔵に助けられたお礼を体で返した事がある。作中屈指の常識人。金にうるさい。が、他がお金に雑すぎて普通の事を言ってるだけにしかみえない。

花子:本名は『ファフニール・ギルドメラク・リンダブレア』という。魔王配下の四大侯爵であるファフニール家の長女。自称ドラゴンハーフ。この2巻で出会いのエピソードが語られる。食欲が凄い。

カーミラ:ヴァンパイア。アホの子枠。けも要素が0のため源蔵からの扱いが非常に悪い。アニメと漫画では明らかに漫画の方が源蔵からの当たりがキツイ。それを放送出来ないのは社会が厳しいからなのか。

ひろゆき:源蔵と共に異世界にやってきた雑種犬。影ながらペットショップけものみちの経営を支える。ひろゆきめんこい。

ジーク:謎のアリ

感想

本当にどうして時系列順じゃないのか不思議でしょうがない

はい!というわけで、今回紹介するのは『けものみち』の2巻です!アニメは順調な感じですね。面白いですよ。もう何回も見た。

で。実はこの2巻が全然売れなくて打ち切り予定だったそうです。

打ち切りだと思ってて次回作の打ち合わせに行ったらなぜかアニメ化の打診があった。というね。してよかったと思いますよアニメ化。

このインタビューは暁なつめさん まったくモー助さん 夢唄さんの3人それぞれあるんですが、原作の暁なつめさんのインタビューから『アニメはアニオリ展開がかなり多い』とあるので、そうなっていきます。

なんか関係者各位のインタビューがどれも全部ネガティブで面白いので興味があったらぜひ探してみてください。『けものみち 電撃 インタビュー』とかで検索するとたぶん見つかると思います。

記事の節々から感じられる『もうこの作品はダメだと思っていた感』が凄いですよ。

で、そんなダメになりそうだった作品をそれでは紹介していきましょう。

花子との出会い

ホント何回でも書くけどそもそも時系列順じゃないのが大きな失敗ですよね。なんでこんなトリッキーな事したんだろう。

というわけで、1巻でさも当たり前のように登場していた花子との出会いが2巻で描かれます。そもそも『なんで花子やねん』という部分が2巻で明かされます。

街に出没する不審者に対する疑問を解決するための罠に引っ掛かった花子。

個人的に一番お気に入りです。花子可愛いよ花子。

この辺なんか微妙に話の流れがわかりにくいんですよね。アニメでも。俺だけかな。

まず源蔵は、シグレからの『街に出没する不審者は花子(というかこの時点では店に来た謎のドラゴンハーフ)ではないのか?』という疑惑を解くために花子を捕獲する罠を仕掛けます。

源蔵は花子が犯人では無い派。もしくは巻き込まれている派。

で、あっさりその罠に花子が引っ掛かります。これで落ち着いて花子に話が聞ける。と安心する源蔵でしたが、そこに村人が登場。

源蔵は花子をかばう為に、事前にシグレに『犯人は大柄な男』というニセの情報を流していた為、その『ニセの犯人像』と大柄な源蔵の見た目がマッチ。

さらにこの時源蔵はケモナーマスクの恰好をしていた為、見た目的に変質者度がかなり高い状態だったので村人から疑われて追いかけられる事に。

で、村人から追いかけられている途中でここで初対面となるカーミラと対決。源蔵のレスラーパワーでこれを瞬殺しました。

そもそも村人に現行犯での疑いをかけられたのは源蔵(ケモナーマスク)なので、花子は単独で逃げればなんの問題も無いんですが、源蔵は悪い人には見えないとかいう理由で一緒についてきます。いやとりあえず逃げろよ。後で合流しろよ。

そして、2人でいても怪しまれないようにするために源蔵は予備のマスクを花子に渡します。

ここで初めて『デストロイヤー花子』という偽名を源蔵に与えられます。この後この名前が気に入って自分でそう呼んで欲しいというようになります。

ちょんと持ったスカートが可愛らしいですね。ノリノリで挨拶する花子可愛いよ花子。

2人はシグレに見つかってしまうわけなんですが、ここで源蔵さんが『完璧な変装をしているのでバレるはずがない』と考えるんですが、ここがどうにも納得いかない。

源蔵さんの見た目は最初からケモナーマスクなので、変装はまったくしてないんですよね。むしろ、源蔵さんになれば(マスクを取れば)バレない可能性は少し上がったはずなのに、どうしてマスクの方が安全だと思うのか。

ギャグ漫画だから。源蔵さんはアホだから。と言えばそうなんですが、なんかこう、納得いかんのですよ!アホすぎるんじゃないかな源蔵さん!

この流れで、誰がどうなって追いかけられて最終的にどうなったら逃げきれたのか。がよくわからなくなるんですよね。俺だけかなぁ。

リベンジカーミラ

とりあえず3人で話し合う事にしたのですが、そこにヴァンパイアカーミラ登場。

ここでまたしてもカーミラと戦う事になるんですが、ここでの戦いはアニメと漫画では結構違います。

アニメ版ではシグレ主体でカーミラを攻めてたんですが、漫画では完全に源蔵が主体。

霧の状態で登場したカーミラを吸い込み、顔面に聖水をぶっかけ、倒れたカーミラを上から押さえつけ口にニンニクを突っ込もうとします。

この辺はなんでしょうかね。演出の都合ですかね。それとも、なんか色々うるさいんですかね。息苦しい世の中ですよねまったく。知らんけど。

で、カーミラの目的は花子を連れ戻す事で、花子の目的はお屋敷での退屈な暮らしから抜け出して外の世界の美食と出会いたい。という事だというのがわかりました。

花子の願いもあって、けものみちで働く事になった花子とカーミラ。

本名で呼ばれると色々困るので、花子は花子と呼ばれるようになりました。

詳しくはアニメ3話を見てください(宣伝)

花子のお見合い

花子との出会いの話の次の話は、街にヴァンパイアが出没するとかいう噂を解決する話です。まぁその話の流れ自体はそんなになんという事もない(雑)んですが、この話の中で源蔵さんは童貞だという事が判明します。

その次の話で、冒頭いきなり街の上をワイバーンが飛んでいるのを発見。

これに対して花子がブチ切れます。

いつのまにこの街が縄張りになったのかはわかりませんが、一応この時点でこの街に住んですでに半年以上が経過している設定。

この無礼極まるワイバーンにひとつ文句を言ってやろう!というわけでワイバーンを探しに行くんですが、とくに探す必要もなく、街の入り口で待っていました。

その手に牛の貢ぎ物を持って。

これを見た源蔵はワイバーンの意図を理解します。

なぜ同じドラゴン族の花子より源蔵の方がワイバーンの風習に詳しいのか。さすが重度のケモナー。

というわけで、どうやらワイバーンは花子にプロポーズしにきた模様。

ここから、ドラゴン族のお見合いが始まります。

3本勝負

ついに始まったワイバーンと花子のお見合い。

まず最初は、花子とワイバーンのにらみ合いからスタートです。これを花子が勝ってまず1勝。

どうやらドラゴンのお見合いは3本勝負のようで、次のお見合い(勝負)はワイバーンが持参した牛の大食い競争です。

ワイバーンが持参した割と大き目の牛(花子の身体の2倍くらいある)を、ワイバーンと花子で食べあって競います。

これは花子が負けてしまいます。敗因は人間形態であった事。

この勝負はかなりグロい内容のようです。あまり見るともう牛肉食べれなくなるくらいに。

で。続く最後のお見合い勝負はタイマン。ここで花子が勝って見事2勝1敗となりました!お見合い不成立です!

そして、次の話は源蔵さんに謎の弟子が出来る話です。

という感じで2巻は終了です。

まぁ、1巻の内容がいまいちよくわからなかったので、そら2巻売れなくてもしょうがないよなぁ。打ち切りもやむなしかもなぁ。という感じが正直しないでもないです。

しかも、アニメは4話までは原作通りでしたが5話目からさっそくアニオリ展開。しかも、微妙なアレンジを加えてのアニオリとかじゃなくてあれはもう完全に独自路線を行くつもりだと思います。

どんだけ評価低いんだよ漫画版。

個人的には確かに1巻の評価は少し低いですが、これからは嫌いではないですよ。むしろ、何も考えなくても読める漫画なので、こういうのは好きです。疲れ果てたサラリーマンにはこれくらいのゆるさが丁度いいです。

気になった方はぜひ読んでみてください。アニメ見てから漫画読むと漫画に脳内で声が付いてなんだかお得です。

画像:「けものみち」コミックス2巻より引用

 

おまけ

コミックのCMです。CM自体は短い物ですが、この中ではシグレは源蔵さんを『ご主人様』呼びです。どこからか違ってきたんですかね。息苦しいやつですかね。知らんけど。

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