【感想】物理さんで無双してたらモテモテになりました 3巻 中身が男で体が女子のいじめられっ子とハーレムとダンジョン。ぜな。
あらすじ
異世界に転生したら、モテすぎて困る日々…!!?
ラブラブでエッチな俺ハーレムで、ケモミミ美少女たちと
イチャラブな毎日。 bookwalker作品紹介より
というお話です。作者は えんどさん。 原作は kt60さんです。これまでも色々な作品を紹介してきましたが、これほどまでに愛の無いあらすじは見た事が無いです。いくらなんでもヒドくない?
登場人物
天草ラクト:母に虐待されて育ち、人生に絶望していたところを錬金術師のギルによって異世界アールヴヘイムに召喚される。が、この設定が活かされる事はほとんどない。
ライナ:ラクトにメロメロ。ラクトハーレムの一員。
シャルル:ラクトにメロメロ。ラクトハーレムの一員。
リア:クイーンアントの娘。ラクトにメロメロ。ラクトハーレムの一員。
ティアナ:カミーユに潰されそうになっている喫茶店のオーナー。ラクトにメロメロっぽい。ハーレムの一員かといわれると微妙な立ち位置。
カミーユ:ティアナの喫茶店を潰そうとした。転生者。前世?って言い方でいいのかわからないけど、なんと元の世界での性別は男。
リンディス:『海鬼団』という名前の海賊のボス。語尾が『ぜな』
感想
何度でも言うけど、ストーリー性のあるエロ本です。
はい!というわけで、今回紹介するのは『物理さんで無双してたらモテモテになりました 』の3巻です!
これを書いている今現在、このブログのアクセスランキング上位はTSUYOSHIか魔都精兵のスレイブかまちカドまぞくか。という感じです。
で、最近ではけものみちなんかも上がってきてまして、話題になった感じの作品がやっぱり強いなぁ。と思うわけですが、そんなランキングの中になぜかいつまでも居座るのが、この物理さんなのです。
なんでやねんと。
そんな気になるかなぁ!?本当に好き?黙れドン太郎ってもうあんまり聞かないよ?
ちょっと自分の中でも忘れかけていた部分があったのですが、まぁ途中まで感想を書いてやめてしまうのもアレなので、このまま放置も気持ち悪いし頑張って最終巻までは感想を書かないといけないな。と思いなおしました。
なので、結構久しぶりに3巻の感想を書きたいと思います。
海鬼団現るぜな
えっと、なんでしたっけ。
たしか、ティアナのお店を潰そうとしているカミーユのお店を潰すためにメイド喫茶を開店しようとしてハーレムのみんなにメイド服の素晴らしさを教えるためにラクトを1番ドキドキさせた子がラクトを1日独占出来る権利を賭けて戦った結果、思ったよりラクトの独占欲が強くてハーレムの子達に本格的な接客をさせるのが嫌になったからリア(アリ娘)の親衛隊を連れてきて代わりに働かせる。
っていう話でしたよね?
2巻の感想の終わりと結構違うような気がするんですが気のせいです。
特に読まなくてもよい。という気持ちには今も変わりありませんので!
で。
そんな感じで、リアの親衛隊が接客をするメイド喫茶がオープンしました。
しましたが、なんとそこにガラの悪いゴロツキがやってきました。ベタな流れですがメイド喫茶に文句をつけて暴れようとします。
しますが。
説得パンチで撃退します。
「今の俺は執事!すなわちジェントル!ゆえに今の説得は…。」
ジェントル説得・物理!!
だそうです。よくわからないけどそう書いてあるんだもの!漫画だけじゃないぞ!原作の小説にもそう書いてあるんだからな!
はい。みなさんもご一緒に。ジェントル説得・物理!!
で。
オープン直後に謎のゴロツキがやってくるのも不自然なわけで、おそらくカミーユの陰謀であろうと考えるラクト。
そのゴロツキの親玉である『リンディス』という名前の女の子が、ゴロツキの仇をうつ為にラクトの元へとやってきます。
これね。ちょっとよく見てほしいんですよ。これがそのリンディスって子の初登場シーンなんですけどね。
「行くぜなシルドラ!抜空だ!」
って言って、なんかドラゴンぽい何かが登場して、その2コマ後に空から降りてきてるんですよ。
その次のコマのドンッって効果音は着地音なんですけどね。
漫画では、このページに関する解説はもう一切無いんですよ。わけわかんないですよね。
なので解説しますと、このドラゴンぽい何かは『シー・サーペント』というモンスターで、リンディス達『海人族(かいじんぞく)』の中でも頭に白い羽を持つ者と、白いサーペントが合わさった時にだけ発動できる特殊な飛行術ってのがあって、それが『抜空』っていう技なんですよ。
潜水力や遊泳技術に優れた海人族なんですが、その中でも一部の者はこうして空をも飛べる。
その事実から、そういう人達の事を『海に落ちた天空人の末裔という学者もいる』とか、そういう設定なんですよ。
その辺バッサリカットされてしまいました。この絵では『白いサーペント』かどうかも怪しい。
で、小説版では最初に『シー・サーペント』という名前が出てくるんですが、同じモンスターを指す流れなのにその半ページ後くらいにはなぜか『サーペント』となっており、そのままずっと『サーペント』のまま話が進みます。シーは?
とまぁ、そんな感じで登場しましたリンディス。
ちょっと個人的にページ丸ごと抜粋とか好きじゃないんですけど、ここもどうしてもみなさんに見てほしい。
メルキュリア・レイストーム!とかいう魔法を使うリンディスですが、次のコマであっさりそれを回避されてます。で、その次のコマで突進していって殴られる形になるんですけどね。
魔法→回避される→突進する→殴られる
って、お前アホなんかと。
魔法を回避された時点でちょっと考えろよと。「降参するなら今のうちだぜぇ」とか言いながら突っ込んでるんですが、言うてる場合か!
で。この後殴られて負けます。初登場、そこからバトルをして負けるシーンまでわずか4ページ。バトルとか言ってもさっき貼ったページだけですからね。
この後、負けてパンツ脱がされて逃げ帰るまでが5ページありますから、そういうもんだと割り切るしかない。
ちなみに、小説版もバトルシーンは非常に短く、パンツ脱ぐシーンはそこそこ長いので、漫画は何も間違っていません。忠実に描いた結果です。はい。ぜな。
カミーユを問い詰めるぜな
リンディスを尋問したものの、誰に頼まれたのかは言いませんでした。まぁ尋問とかいう程問い詰めたわけでもないですが。
でもどう考えても怪しいのはカミーユだろう。という事で、シャルルに砥石を買ってこさせてその後店に殴り込みに行くラクトとシャルル。
ラクトはカミーユを問い詰めますが、証拠はあるのか?とシラを切るカミーユ。
とりあえず今のところなんの証拠も無いんですが、そこは我らがラクト様。素晴らしいアイディアでこれを追求します。
まず1。
突如取り出した謎のプレートの上にカミーユの指を乗せ、離してもらいます。
次に2。
事前に用意させた砥石で剣を砥いで、出た粉を耳かきのポンポンのところにまぶします。
最後に3。
プレートの上を、粉をまぶしたポンポンで叩きます。
すると……!し、指紋!指紋がっ……!!!!!
で。
ゴロツキから奪った銀貨にも同様の処置をほどこします。すると……!!
なんと、ゴロツキが所持していた銀貨からも、カミーユの指紋が……。検出され……。
圧倒的茶番っ……!!
そんなもんお前!お前!銀貨て!いっぱい触ってる人おるやろ!いくらなんでもそれは無理筋やろ!そうはならんやろ!
と思うわけですが、カミーユはこれに観念してしまいます。
制裁としてラクトにお尻ペンペンされます。ぜな。
どうして嫌がらせをしたのか
そもそもなんで嫌がらせをしたのか?という話になります。
どうやら、事前の予想通りこのカミーユは転生者で、前世でいじめられていたそうです。そして、なんと男だったそうです。この世界では女として生きていますが。
いじめられてて、それが嫌でボーっと歩いてる事も多くて、それでトラックにひかれて。
この世界に来た時に、今度はいじめる側に回ってやる。と心に決めたんだそうです。
でも、関係無い奴いじめちゃダメだろ。と優しく諭すラクト。
色々な事が書いてあるんですが、まず最初に1ついいかな?
『前世のオレ』ってなんやねん。お前は召喚されてこの世界に来たんちゃうんか?
ここは小説版では『前世』という言葉は出てきません。完全に漫画版オリジナルのやらかしです。死んでねぇよラクト。
で。
反省したカミーユに、悪い事をした罰として凄いマズイと評判のワイバーンの卵を食べさせるような感じで、実は香辛料で工夫して美味しく調理した料理を食べさせました。ぜな。
それから
ここまでで3巻の半分くらいです。ここからは、カミーユとアヘアヘします。中身元男なのに!
ま、そういうの嫌いじゃないけどね。3巻で誉める部分があるとすれば、ここかな。
で、ライナの誘いで学園都市が管理するという次元迷宮とかいうダンジョンに行くための試験を受けるラクト一行。
まずは謎の部屋でステイタスを計り(誤字ではない)、その後実戦力とやらを計るために試験官の白髪の紳士が登場しますが、それをリアが瞬殺。
大味極まりない戦闘シーン。良く言えばテンポが非常にいい。
紳士の代わりに現れた謎の女性試験官とラクトが戦います。女性試験官はなんと転生者!
ここで、電子書籍版ならではの素晴らしいギミックが披露されるんですが、気になる方はぜひ買って読んでみよう!(宣伝)
で、女性試験官が失禁してリアとアヘアヘしてライナとアヘアヘして3巻終わり!
小説版では3巻の半分くらいです。
4巻へ続く。たぶん。
画像:「物理さんで無双してたらモテモテになりました」コミックス3巻より引用
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません