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【感想】物理さんで無双してたらモテモテになりました 1巻 その1

2019年8月17日

当ブログはその性質上、どうしてもネタバレを含みます。そんなの嫌だ!という方は十分に注意して読んでください。

あらすじ

自殺考えたら異世界に! ケモミミ美少女たちとのラブくてエッチな冒険譚!

ケモミミ美少女からモテモテ! 巨乳の犬耳少女だとかー、貧乳ウルフ耳の制服女子とかー、ウサ耳のおねいさん系美女とかー! 異世界でエロエロなハーレム!!? bookwalker作品紹介より

というお話です。作者は えんどさん。 原作は kt60さんです。

登場人物

天草ラクト:この物語の主人公。ネットなどでの通称は『黙れドン太郎』など。彼が一体どういう人物なのか?は後程。

シャルル=ノイスダッド:ラクトを襲った山賊のリーダー。この世界では山賊に人権など存在せず、返り討ちにあって捕縛されれば何をされても文句は言えない。が、それでも自分達を助けてくれたラクトに惚れる。

ライナティアス=ミューレン・ミューレン:冒険者の街ギムレスにあるギルドの責任者。いきなり冒険者ランクを上げろと言ってきたラクトの腕前を試すために戦う。その結果ラクトに負け、惚れる。

セシリア=フェアゲッセン:ギルドランクA級20位。300年の歴史を誇る貴族の家系。ラクトに『金色のゴキブリ』と言われる。あの有名な「黙れ!」のセリフは彼女に向けられたもの。

ロミナ:街の道具屋姉妹の妹の方。ラクトに惚れている。

レミナ:街の道具屋姉妹の姉の方。ラクトに惚れている

感想

よくわからなかった

はい!というわけでね。今回取り上げる作品は、一部で大人気の『物理さんで無双していたらモテモテになりました』(以下物理さん)の漫画版の1巻です!

タイトルだけ言ってもわからない人もいるかもしれないので『黙れドン太郎』とか『オムツライオン』と言えばわかってもらえるでしょうか。

さて。今日俺が言いたい事はですね。この『黙れドン太郎』とか『オムツライオン』が1人歩きしすぎて、そもそもこの作品を読んだ事ある人以外と少ないんじゃね?という事です。

と言っても書籍の販売数としては結構な部数らしいんですけどね。でもそれ以上にたぶんドン太郎は知ってるけど読んだ事ない。って人いっぱいいると思うんですよ。

この作品をちゃんと読んだ事があれば、そもそも『黙れ!』のシーンとかオムツライオンとか、そんなの些細な事なんですよ。そんなところでキャッキャ言ってる人はもうニワカもいいとこ。物理さんエアプです。

この作品(漫画版)の最大の特徴は、冒頭でも書きましたが『なんだかよくわからない』というところです。個人の感想ですけどね。

何がよくわからないのか?そもそもこれってどういうお話なの?と思う人もいると思います。

なので、今日は俺と一緒に『正しい物理さんを学ぼう!』というわけです。

物語の始まり

まず、最初の人物紹介で書いてしまったんですが、主人公の名前。これを知っている人がどれほどいるよ?と。

主人公の名前は天草ラクトと言います。まずこれを覚えてってください。これを知ってるだけでもかなりやり手です。

で。

まず漫画の1ページ目を開きます。するとこんな感じ。

気合のカラー

ちょっと字が小さくて見えない。という人のためにも何が書いてあるのかを文字にしますと

ここは異世界アールヴヘイム

オレ天草ラクトは現実世界をリタイアしようとしたところ錬金術師ギルス・トリストラに呼び出されこの世界へ足を踏み入れた

その奇妙な錬金術師に半年弟子入りしたオレはひとり立ちして数日後ーー

というところから物語は始まります。かなりの薄味風味ではありますが、よくあるいわゆる『なろう系』の作品なんだなぁという事がわかるかと思います。

ここまででわかる事は

  • 主人公の名前は天草ラクト
  • 世界の名前はアールヴヘイム
  • 現実世界をリタイアしようとしていたところを異世界に召喚された
  • 召喚したのは錬金術師のギルス・トリストラ
  • 半年弟子入りしていた

さぁ!これだけ知っただけでももうかなりいけるんじゃないですか?物理さん界でかなり上位に立ったんじゃないですか?

で。気合のカラーページを1枚めくりまして次のページを見てみます。

え?

この左には見開きで気合のカラーイラストが描かれていますので、実質コマとしての役割はこのコマだけなのですが、なんとなくふわっとしたプロローグから次のページでいきなり盗賊に襲われます。

で、さらに次のページではこんな感じに。

もう盗賊は倒した

展開が急ピッチ過ぎてよくわからないのですがとにかく盗賊は倒しました。実は2ページ目の『襲われました』のコマで、すでに盗賊は倒している描写なのです。

つまり。これが読者から見て主人公の初めての戦闘という事になりますが、どのように襲ってきたのか。また、どのように撃退したのか。それらが一切描かれません。なんか、倒した。という事がふわっと伝わってくるだけです。

なのに『この国で盗賊はモンスターと変わらない』という事が書かれているわけですが、そもそも『この国』がなんなのかわからないしモンスターがいるのかどうかも全然わからない。

で、この盗賊どもに対して主人公はひどい仕打ちを・・・。というわけでもなく「もうやんなよ」と言って見逃します。

その行いにとまどう盗賊達。見逃されたのにわざわざ主人公を呼び止めて、どうしてそんな事を?という感じの質問をします。

自分達は外道で、罪の無い人達から金品を奪うような事を何度かしてきた。奪うからには奪われる覚悟も当然ある。なのに、どうしてこんなにあっさり許すのか・・・。

みたいな話が続きます。撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だけだ。と、言いたい事はなんとなくわからないでもないです。

でも、まず俺達読者はまだこの世界の事何にも知らないよ?なんで盗賊が発生するの?そもそもそこはどこなの?なんで襲われてるの?なんにも全然わからないんですよ。

で、ラクトはなかなか納得してくれない盗賊達に袋に入った金貨と銀貨を渡します。(かなり大きい)

そして「この金で真面目に生きろ」的な事を言います。当然困惑する山賊達。

またよくわからないワードが

お金どうこうはとりあえず置いといて気になるのは『修行のついで』という言葉。

なんの修行やねん。

そこからもなんやかんやあって、結局お金を渡してシャルル(このリーダー)を置いて逃げるラクト。

押しが強すぎて

モンスター現る

で、置いて逃げた次のページでは

モンスターが現れ・・・あれ??

大量のモンスターに囲まれピンチなラク・・・って、あれ?シャルルはさっき置いて逃げたはずでは?

よくわからないけどなぜか合流しており、なぜか共闘する2人。そして現れた初モンスターはガードアント!その強さとは!!

一対一でもD級中位!群れればC級上位でございます!!

と。これはピンチだ!なんとC級上位・・・。

わからん。全然わからん。基準がわからん。

言いたい事はわかるんですよ。言いたいことはね。中世ヨーロッパ風って言えばRPGの街並みの事ですよ。みたいな、そういう共通の価値観というか。

でもわからん。

で、なんとこのガードアント。本来この森は危険度Eなので、こんな場所に出現していてこれはおかしい!

らしいです。どんどん出てくる新用語。危険度Eってなんやねん。

とにかくこのモンスターをなんとかしなければならない。ここで、ついに描かれる主人公ラクトの戦闘シーン。

無双

倒しました。このアリは硬いのがウリみたいなとこあるらしいんですけど、ただのパンチとただのキック、あと普通の投げってのもあるんですけど、倒しました。はい。

そんなこんなで途中シャルルが足をケガして薬を塗ったりする描写もあったりするんですが、ただエロいだけなので割愛。

あとちょっと暗い感じの過去語りとかも。で、こんな感じでやっと1話が終了です。

ここでちょっと戻って

さて。ここで、ここまで頑張って読んでくださった皆様に非常に残念なお知らせがあります。

皆様は覚えていらっしゃるでしょうか?1ページ目にふわっとした感じのプロローグがあった事を。

これ

この次のページで主人公は突然山賊に襲われます。

この作品の原作は小説になるわけなんですが、小説版基準でいきますと。

なんと!この1ページ目から2ページ目のエピソードの間に小説版では約50ページ分の色々なエピソードがあります。

つまり、漫画版ではその小説50ページ分のエピソードを全部省略していきなり山賊に襲われた編を開始するのです。そりゃわけわからんよ。

というわけで、ここからはその小説で書かれている主人公天草ラクトの人生を紹介していこうと思います。

小説版

まず物語の冒頭。まだ現実世界(でいいのかな)にいるラクト。現在地はビルの屋上です。

ここで彼がある事について独白するところからこの物理さんの物語が始まっていきます。

この辺の話については別に悪い方法でなくとも探せばいくらでもネットで読めますが、この独白について要約しますと

  • ラクトは母親に虐待を受けていた
  • その事について心底悩んでいる
  • 何度も死のうと思った
  • が、死のうとすると心のどこかから生きたいという気持ちがわいてきて死ねない

というような内容になります。母親に虐待を受けていたので心が卑屈になっているというか、抑圧されて生きてきたので、それを開放して自由に生きられるような環境で生きてみたい!!というようなそんな感じ。

で、ビルの屋上で悩んでいると、突然視界の隅に野球ボールくらいの黒い穴が見えました。

なんだろう?そう思ってその穴に手を伸ばしてみると、穴はグワっと大きく開き・・・。

そこで意識が途切れます。

そして異世界に

次にラクトが目を覚ました時に見たのは、錬金術師のギルス・トリストラ。通称ギル。

このギルがラクトを異世界に呼んだ犯人です。

なんでそんな事をしたのか?というと、このギルが持っている錬金術師としてのスキルを誰かに受け継ぎたい。という理由だそうです。

ではさらになぜ、異世界から人間を召喚出来るほどの技術を持つ者が、わざわざ他人に自らの技術を受け継ぎたいと思うのか?というところですが、その理由が・・・。

まずこのギルは、今年でなんと242歳。でもどう見ても外見は15,6歳くらいの若者だそうです。

どうしてそんなに若く見えるのかというと、ギルは昔に若返りの薬を飲んだそうです。

129歳の時に若返りの薬を飲み、その後薬の効果で1年に1歳ずつ若返って今16歳。このまま若返り続けてあと16年でこの世から消えてしまう。ただ存在が消えるのが16年後というだけで、段階的にどんどん幼くなっていき、あと2,3年で知能が衰えはじめ、5,6年もすればただの子供と変わらなくなる。

だそうです。だから、自分が消えてしまう前にこの知識を誰かに受け継ぎたい。のだそうですが・・・。

俺ね。どうしてもこの設定で許せない部分があるんですよ。この『異世界に召喚した人との出会い』って、この作品のこれからを決める大事な柱になるエピソードなんだと思うんですよ。文章が拙いとかそういう事は別にどうでもいいんですよ。雰囲気は伝わるから。

でもね。この若返りの薬の設定。『1年に1歳若返る』って、それ無限に現状維持なんじゃね?って思うんですよ。『1年に2歳若返る』なら、毎年減っていくと思うんですけどね。

若返りの薬飲んで若返りすぎて消えるってのも十分よくわからないんですけど、まぁそれはいいんですよ。そういう価値観の人なんだから。でも、このミスはアカンやろと。商業として売ってる小説版でも、ちゃんと『1年に1歳若返る』って書いてあるんですよ。誰もツッコむ大人はいなかったのかと。

まぁそんな個人の感想はさておき。

とにかく、もうすぐ消えてなくなってしまうのでこの技術を受け渡したい。そんな流れでギルに弟子入りする事になるラクトでした。

そして半年後

弟子入りして半年が過ぎて、1人で暮らす事になったラクト。なんでも、ギルの弟子は他にも何人かいるらしく、特にラクトだけの面倒を見るというわけにもいかないようで。

ラクトは目的の街である『キムレス』に向かってからくり式の馬車?とかいう乗り物に乗って向かうわけですが、ここで少し重要?な事が判明します。

一応、ラクトがいた世界とこの世界では言語が違うようです。ラクトはギルの錬金術の道具によって睡眠学習的なやつで言語を覚えたらしいのですが、まだ会話が出来る程度で読み書きはあんまり得意ではない。と。

これは天草ラクト君を知る上で大切な事ですよ!会話は出来るけど読み書きはまだちょっと苦手。この設定が今後活きるかどうかはわかりませんが。

で、ギルが用意してくれたというか紹介してくれたというか、これからラクトが住む事になる家は凄いボロボロでした。みたいなエピソードがあって、そのボロボロの家の中でなんやかんやしてる中で『ラクトの才能は体内のマナの量が12000。センスが3』という事がわかります。

一般人がどの程度なのかの説明がありませんのでそれが凄いのかどうかわかりませんが、ようは所持マナの量が凄いのにセンスが全然無い。らしいです。マナというのは筋力みたいなものらしいので、この辺が『物理さん無双』にかかってくるわけですね。

薬草を取りに

家はまだボロボロのままですが、たまには遠出でもするか。というわけでギルドからもらった地図を持って採取に向かうラクト。

目的地はヴィレット山のふもとにある森。

この森は危険度Eの手軽な森。この森に生えている薬草やらなんやらを採取するために森に入ったラクトでしたが・・・。

そこに山賊が!!!!

と、いうわけで、漫画版2ページ目に続く。というわけです。

今回のまとめ

思ったより長くなったので今回はここまで。次回からは今日学んだ事をふまえて漫画版の2話からの紹介をしたいと思います。

これまでの知識

天草ラクト:黙れドン太郎

今日からの知識

天草ラクト

  • 母親から虐待を受けて育った
  • 人生に絶望していたところ錬金術師ギルス・トリストラによって異世界アールヴヘイムに召喚される
  • ギルの目的は若返りすぎて消えてしまう自分の知識を受け継がせたい
  • ギルによって錬金術師の技術を学ぶ
  • 会話程度に異世界語が出来るが読み書きはちょっと苦手
  • 体内保有マナ量が凄く多いがセンスが無い

どうですか!知識が深まったでしょう!黙れ!とか言って机叩いた事なんか些細な事でしょう!

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ちょっとだけ読めます。ほんとちょっとだけ。

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