【感想】TSUYOSHI 誰も勝てない、アイツには 1巻 金的の悪魔がコンビニに爆誕!
あらすじ
“最強”を求めた者が必ず行きつく人物。 その名は「TSUYOSHI」。 「最強」ということ以外、謎に包まれた彼は一体何者なのか――!? bookwalker作品紹介より
というお話です。作者は丸山恭右さん。
登場人物
川端強:地上最強と言われるくらい強い。太極拳の使い手。コンビニでバイトをしながら美大の受験に向かって絵の勉強をしている浪人生。様々な人に決闘を挑まれるが、本人的には非常に迷惑している。できれば穏やかに過ごしたい。戦う時はなぜか執拗に金的を狙う。
チンさん:強と一緒にコンビニで働く中国人。実はある秘密がある。強とシフトが一緒になる事が多かったり、バイトの前にはいつも強に『今日も一緒に頑張ろうネ』的な連絡をしたりで思わせぶりな態度をとる。
星崎愛之助:ただ純粋に最強を目指して生きてきた。が、強の存在により少しずつ人生の歯車が狂い始めた。昔空手界で実力を競い合ったライバルがいたが、ある理由でライバルは空手を引退しドルオタに転身。ライバルが引退した理由を探す中で、強と出会う事に。
感想
地上最強の金的の悪魔
はい!そんなわけで、今回は『TSUYOSHI 誰も勝てないアイツには』を紹介したいと思います。
とりあえずのこの漫画の印象としてはもう
バナーで見た事あるけど読んだ事ない
が多いんじゃないでしょうか。なんかコンビニでバイトしてるメガネがDQN達を駐車場でボコボコにしてるシーンが有名ですが、そこしか知らない人も多いのではないでしょうか。
超有名なシーン
まず、このメガネの後ろにちょっとだけ描かれている白シャツの青年。星崎君といいますが、彼が空手の全日本大会で優勝するところからこの作品は始まります。
日本一の座に輝き、本来なら凄く喜ぶところなのですがなぜか悲しい表情の星崎。
実は彼にはその腕を競い合ったライバルがいました。しかし、なぜかそのライバルは今年の大会には出場せず。これまで何度もぶつかり合ってきたライバル不在での日本一になど意味がない。
左がライバルの夢丘君
夢丘は、なぜ大会に出場しなかったのか?どうして空手から離れてしまったのか?
その理由を探るために、星崎は夢丘の家に向かいます。するとそこで待っていたのは。
豚に成り下がった
かつての面影はどこへやら。夢丘は熱心なドルオタになりました。今はもう空手よりも推しのライブに夢中です。
どうしてこんな事になってしまったのか?というところで、ついにあのメガネ。強の話が出てきます。
夢丘も星崎と同じ様に自分の強さを求めて真面目に生きてきたのですが、強と戦った事によりこの世にはどうしても勝てない存在があるという事を思い知ってしまい空手界から離れてしまったのでした。
納得のいかない星崎。その強とやらがどれだけの強さなのかを実際に知るために、夢丘から聞いた強のバイト先のコンビニに向かいます。
丁度そこで、万引きした複数のDQN達と強が戦う場面に遭遇した星崎。果たして夢丘の心を折った強の実力やいかに。
複数のDQN達を相手に1人で戦う強。その実力は圧倒的でした。
金的からの
金的からの
金的。
複数に1発ずつではなく1人に3発金的を打つところが実に悪魔的。2発金的を打ったから3発目はないだろう。そんな発想がもうすでに沼なのです。金玉に親でも殺されたのでしょうか。
とまぁ、そんな感じで圧倒的な強の実力を目にした星崎。さっそく、手合わせを申し込む事に。
一応はこれでも空手日本一の星崎。そのパンチは巨岩も砕く威力なのです。
ただ、今回は相手が悪かった。そんな空手最強の星崎も強にかかればこの通り。
コマンド的にはPPPくらい初歩的な感じ
必殺の正拳突きにカウンターを合わされ腕の骨を粉砕。そこからの正中線3連撃からの金的でフィニッシュ。
その後も、強は行く先々で様々な漢(おとこ)達に勝負を挑まれます。
が。
金的。
金的。
そして金的。
とにかく金玉が憎い。
一応、強から喧嘩を売る事はしませんが、売られた喧嘩は全部買う派。
どうして強はこんなに強いのか?それには何か秘密があるのではないか?
その秘密を探る為に強に弟子入りしようとする星崎。果たしてどうなるのか!?
というところがだいたい1巻の内容です。結構面白いですよ。あの有名なコンビニのシーンだけの一発屋というわけではないです。
とにかく執拗に金的ばかりを狙っている感じですが、一応強は太極拳使いです。金的以外のシーンもちゃんとあるし、凄い強いです。
気になったらぜひ読んでみてください。
画像:「TSUYOSHI 誰も勝てない、アイツには」コミックス1巻より引用
サイコミで読む
連載分です。無料だったり有料だったりします。
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