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【感想】スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました 1巻 過労死した社畜女子のゆるふわ異世界物語

2019年11月3日

当ブログはその性質上、どうしてもネタバレを含みます。そんなの嫌だ!という方は十分に注意して読んでください。

もし面白いと思って頂けたなら、Twitter等で拡散やコメントいただけるとめちゃくちゃ喜びますのでどうかお願いします。

あらすじ

スローライフ300年。いつの間にか世界最強になってました!?

相沢梓、女、独身、社畜。仕事のためだけに生きた人生を終え、不老不死の魔女に転生して、スローライフを300年続けてたら、レベル99になってました。世界最強の噂を聞きつけ、やってくる冒険者やドラゴンetc。私のスローライフはどうなるの!? GAノベル売上歴代1位、「小説家になろう」発の異世界アットホームコメディー!

というお話です。原作 森田季節さん 漫画 シバユウスケさん キャラクター原案 紅緒さんです。

登場人物

アズサ:相沢梓27歳が過労死し、異世界に転生した姿。この姿は異世界に転生する時に出会った天使風の人の趣味によるもの。不老不死。姿形は17歳。高原で300年間スローライフを送っていたらレベルMAXになった。

ライカ:高原の魔女(アズサ)に勝負と挑みにやってきて負けた。アズサに弟子入りを志願し、一緒に暮らす事になる。実は大食い。

ファルファ:スライムの精霊。双子の姉。妹がアズサの命を狙っている事を教えに来た。アズサをママと呼ぶ。

シャルシャ:スライムの精霊。双子の妹。アズサの命を狙ってやって来た。

感想

祝!TVアニメ化決定!なろう界のきらら枠

はい!というわけで、今回紹介するのは『スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました』の1巻です!タイトル長げぇよ!略称とか無いのかな。俺が知らないだけかな。

で。上にもあるように、アニメ化が決定しました!やったぜ!これを書いている現在、小説が10巻。漫画が5巻まで。他にも外伝というかスピンオフがチラホラと発売しています。

小説も漫画も全部読んでるんですが、面白いですよ。ゆるふわ女子。なろう界のきらら枠です。

これから内容を紹介していくわけですが、主人公のアズサは不老不死かつ最強の能力の持ち主ですが、いわゆるなろう系的な『俺(私)TUEEEEE!』というような展開はあまりありません。

というかバトル要素はあまりない。全然無いわけでもないですけどね。

最強。っていう肩書があんまり重要では無かったりします。高原の魔女アズサの周りに色々な人が集まってきて、問題が起きたり解決したり。というお話です。

段々なんか異世界感無くなってきますけどね。地方行政に物申す!みたいな展開が多くなってきたりします。

可愛い女子がキャッキャしてるのを見る、癒しを求める方にぴったりだと思います。

では紹介していきましょう。

相沢梓27歳。過労死する

というわけで、冒頭いきなり『相沢梓27歳 職業OL』が過労死します。

が。もうとにかく『相沢梓』としての話はここで終わり。転生ってそういうもんじゃない?考えるんじゃない。感じるんですよ。

で。死後の世界風の場所で、天使っぽい人(実は天使ではないけど)に『来世での要望』を聞かれた梓は。

というわけで、不老不死になりました。ついでに、この左側の人の趣味によって17歳くらいの見た目になって異世界に転生する事になりました。

あんまり細かく考えたらダメな部分かもしれませんが、来世の要望とか言ってるのに再スタートが見た目17歳からってどうなんでしょうね。でも『不老』を成立させようと思ったらそこそこ大人でないとダメなのか。難しいな。

そして、次に目が覚めると広い高原にいました。そして近くには一軒家。

この辺あんまり考えたらダメなとこですよね。感じる部分です。いいですか。そういうもんなんです。気が存在してかめはめ派が打てるのと同じです。考えてはダメ。

さっそくこの一軒家をもらい、新しい人生のスタートを切った梓。もとい『アズサ・アイザワ』

一応『アズサ・アイザワ』とありますが、アイザワの部分に関してはもう忘れてもらって結構です。

さっそく高原をフラフラと探検するアズサ。すると、モンスター(スライム)に遭遇しました!

まぁだいたいこういう感じです。ゆるふわです。まだこの当時はアズサも弱い。

スライムを倒したりしながら高原を探検し、フラタ村という村に辿り着きます。

そこのギルドでさっきスライムを倒して手に入れた魔法石という石を換金してもらい、ついでにギルドに登録しました。

ここからアズサのスローライフは始まります。

とにかくダラダラ過ごし、寝たいだけ寝て、一応畑は手入れして体を動かしたくなればスライムを倒す。

スライムを倒して手に入れる魔法石は大事な収入源なので1日20匹は最低倒す事だけを日課にし、悠々自適な生活の始まりです!

そして300年が過ぎた

凄くない!?めちゃくちゃ雑じゃない!?300年の間になんかイベントとか無かったの!?と思うくらい気持ちいい時間の消し飛ばし具合。

とにかく、300年が過ぎました。300年もあればもうフラタの村でも守り神のような扱いに。『高原の魔女』と呼ばれて親しまれていました。

字が小さくて読めないかもしれませんので説明すると、魔女の能力でどの草が薬になるのかわかるようになったから300年の間にたまに薬を作って売りに来たり村に急病人が出たら診察したりなど、医者みたいな事をしてたら『高原の魔女』と呼ばれるようになったそうです。

そしてこの日、いつものようにスライムを倒して手に入れた魔法石を換金してもらうためにギルドに行くと、ギルドの受付のお姉さんに『ちょっと魔女様のステータス見せてもらえません?』と聞かれました。

最初(300年前)にギルドに登録した時になんかびっくりドンキーのメニューみたいな石に手をのせてステータスを計ったんですが、その時はレベル1でした。

それから300年。果たしてアズサの実力はいかに・・。

有名なシーンですよね!これがこの作品だと知らなかった人もいるかもしれません。もしかしたら。

バナーとかで見るやつです。受付のお姉さんがこれほど驚愕するアズサのステータスとは!

あんまり真面目に考えなくてもいいですよ。とにかくすげぇ!って事がわかれば十分です。能力については今後必要になればその都度なんらかの説明があったりもします。

ここで大事な事は『高原の魔女様は実は最強だった』という事が判明した。という事です。

もしこのウワサが広まってしまうと、どこそこの魔物を退治してくれとか面倒な依頼がきたりするかもしれない。そうなると、スローライフが台無しになってしまう!

というわけで、受付のナタリーさんにはこの事は絶対に内緒にしてくれるようにお願いします。

でもバレた

秘密にしてくれるように頼んだのに、なぜか村中にアズサが最強だという事が知れ渡っていました。

さっそくナタリーさんに文句を言いにいきますが、どうやら言いふらしたのはナタリーさんではない様子。

では一体誰が・・・。

実はアズサのステータスの話をしていた時に、ギルドには他の冒険者もいてその人がどうやら漏らしたのだろう。という事でした。

ここはなんとかナタリーさんにウソの情報を流してもらい、村の中ではもうアズサのレベルについて尋ねてくる人はいなくなりました。

しかし。

このウワサが村の外まですでに広まってしまっていたのです。

『高原には最強の魔女が住んでいるらしい』というウワサを聞きつけて腕試しにやってくる冒険者のパーティー。そのパーティーを、アズサはサクっと風の魔法で吹っ飛ばします。

それ以降、高原の魔女は最強。というウワサが間違いのない物として広まってしまった結果・・・。

えらい事になった。

ドラゴンの正体

ここでドラゴンとバトルになります。まぁバトルって言っても8割ギャグみたいなもんで、空中で魔法戦もやったりしますが最後は家を壊されたアズサがキレてドラゴンを倒します。

壊した家を必ず直す事を約束させ、ドラゴンを住処に帰すアズサ。とりあえず寝る場所も無いので村に泊まる事にしました。

そして次の日。アズサが泊っている宿に『魔女様に会いたい』という人がやってきました。

やってきたのは可愛らしい女の子。見覚えの無い知らない人で、とまどうアズサでしたが・・・。

昨日倒したドラゴンが女の子の姿になってやってきました。

それから

とまぁこの辺で1巻の半分くらい。ここから、訪ねてきたアズサが弟子入りしたり、一緒に壊れた家を修理したり、村の結界を張りなおしたりします。

そして一緒に暮らし始めたアズサとライカに、ある事件が起きます。

アズサの事をママと呼ぶ謎の双子のスライムの妹の方に命を狙われるアズサ!どう見ても可愛さしかない刺客ですが、果たしてアズサの運命は!

という感じの1巻です。この巻の中盤くらいで、ライカに壊された家を2人で一緒に立て直す話があるんですが、俺は個人的にその話がお気に入りです。

壊してしまった責任を感じて、一刻も早く家を建て直そうと頑張りすぎるライカ。アズサは前世で過労死したのでそのオーバーワークを許しません。

アニメ化したら、たぶんこのシーンで泣く社畜がいっぱい出るよ。

画像:「スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました」コミックス1巻より引用

おまけ

いつからかわからんのがポイントですよね。

WEB版で読む

色々読めます。適当なんじゃないよ。本当に色々読めるだけだよ。

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