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【感想】ジェイソン先生とおいしい食卓 2巻 ジェイソン先生と蛍の物語、完結!

当ブログはその性質上、どうしてもネタバレを含みます。そんなの嫌だ!という方は十分に注意して読んでください。

 

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あらすじ

実兄を亡くしたショックで突然の休載宣言をしてヒキこもり中の人気漫画家・ジェイソン先生。だが同居することになった担当編集・蛍の作るおいしいご飯と優しい人柄に触れ、次第に元気を取り戻し始める先生。そんな中、ジェイソン先生をライバル視する有望な漫画家志望の女子高生・桜花や、蛍の初恋の女性・すず姉の存在が、先生と蛍の生活に大きな影響を与えることに!? bookwalker作品紹介より

というお話です。作者は龍牙翔さんです。

登場人物

ジェイソン剛田:正体不明の売れっ子漫画家。『終末のアンデッド』というホラー漫画を描いていた。兄を事故で亡くして以来漫画を描けなくなっていたが、蛍と出会い少しずつ漫画が描けるようになっていく。可愛い。

有沢蛍:無自覚系のモテ男。若手編集者でジェイソン先生の兄に似ている。料理を通じて少しずつジェイソン先生の心を開いていく。

千寿桜花:ジェイソン先生の大ファン。漫画家志望で現在持ち込み活動中。ちょっとしたアクシデントから蛍とキスをしてしまい、そこからなにかおかしなスイッチが入ってしまう。

すず姉:蛍と学生時代ちょっといい感じだった。詳細は不明。学生時代に小説を書いており、その時の担当と結婚する。……が。

赤坂咲:ジェイソン剛田の事を調べるために蛍に近づく。

感想

可愛い引きこもり漫画家を餌付けする編集者のお料理漫画!が完結!

はい!というわけで今回紹介するのは『ジェイソン先生とおいしい食卓』の2巻です!

2巻ですが、この巻で完結です。実は最終巻を紹介するのは初めてです。ジェイソン先生が少しずつ心を開いてきて漫画も描けるようになってきて、ジェイソン先生の恋や漫画のライバルも登場して……。

というところでしたが完結に。ジェイソン先生可愛いのに……。残念。

個人的に料理漫画も好きでして、毎回料理を作るシーンもあります。夜中に読むとお腹がすく。

色々言ってももうとりあえずはしょうがないですから、では紹介していきましょう!

一緒にゲーム

1巻最後で高熱を出して倒れてしまったジェイソン先生でしたが、いっぱい寝たら治りました。

前日に39℃の高熱だったのですが、14時間ほど寝たら治ったそうです。

オジサンはもうそれくらいの熱を出したら1週間は体調悪いよ。若いっていいなぁ。

ちなみにジェイソン先生はこの後体温を計ったら37.2℃だったのですが、平熱だそうです。体温ちょっと高い系女子可愛い。子供か。

昨今色々大変ですから、朝熱計って37.2℃だとちょっとヤバイですね。先月ずっと体調崩していたので、悪夢が蘇るようです。朝熱計って微熱だったら1週間会社が休みになるという。いいんですけどね。しょうがないし。

さて。そんな体力の無いオッサンの話はさておき。

ジェイソン先生のために有給を取った蛍とジェイソン先生とで一緒にゲームをして遊ぶ事に。

ゲームの名前は『ゾンビDEATH』だそうです。その辺に転がってる道具を工夫してゾンビを倒す2人同時プレイ可能なホラーRPGだとか。

もの凄いフワフワした説明ですね。どんなゲームかよくわからん。

とりあえず『スコップチェーンソー』なる武器を合成したりバールとかスコップでゾンビをボコボコに出来るゲームのようです。スコップチェーンソーってなんぞ。

で。

このゲームをプレイ時間50時間かつレベル100のジェイソン先生、プレイ開始まもなく撃沈。

敗因は『ホッケーマスクをつけたままだから』でした。見えない。画面が。あんまり。

というわけで。

ホッケーマスクを外して中身の美少女登場です。

有給取って会社休んで美少女漫画家の家で2人きりでゲームやる1日とか前世でどんな徳積んだらそのルートに入るんだよと思わないでもないです。

ゲームをしながらちょっとずつ近づく2人の距離。ちょっとしたハプニングもありましたが、2人仲良くうどんを食べました。

チョロインがメーター振り切る

偶然にも桜花のTwitterっぽい何かのアカウントを発見するジェイソン先生。

ジェイソン先生を『ライバル』と宣言しながらも、プロフィールには『終末のアンデッド命!』の文字。

ほっこりするジェイソン先生でしたが、そのアカウントでのつぶやきっぽい何かを見てどうやら桜花が蛍と打ち合わせをするという事を知り、ちょっと羨ましく思うのでした。

一方。

桜花との打ち合わせを終え、会社の外に2人一緒に出たところで前回のキスについて問われる蛍。

キス自体は完全に事故だったのですが、どうやら桜花はそれが初めてのキスだったようで……。

ファーストキスを奪われた責任として、結婚を迫られる蛍。重い。

そらまぁ初めてのキスはそれなりに重いとは思うんですが、何も結婚までしなくとも。

突然の脅迫じみた求婚?に、しどろもどろになる蛍。こんな事言われてもなんて返事していいかわからんよね。

そんな路上で話し合う2人の前に、ちょっときわどいラインで車が走ってきました。

危ない!!

とっさに桜花を抱きしめて車からかばう蛍。これ、一応ちゃんと歩道の上で会話しているのでそんなに凄く危なかったのかどうかちょっと疑問のあるところ。まぁ結構きわどいラインなんですけどね。たぶん車バインバインなった。歩道に微妙に乗り上げて。

まぁそれはさておき。

「大丈夫ですか?」蛍の問いに、顔を真っ赤にしてうつむいてしまう桜花。ちょろい。

その後、その事をTwitterっぽい何かで晒す桜花。

『打ち合わせ後H氏に抱きしめられた……。べ、別にいいけどね』

恐ろしいですよねSNS社会。うっかりするとすぐ社会的に殺しにきます。気を付けないといけません。

そして、それを読むジェイソン先生。

兄の死から全然立ち直ってなかった頃から比べると感情豊かになったというか、普通の女の子らしくなって可愛いジェイソン先生。

ご機嫌斜めになりますが、蛍と一緒にパエリアを作り仲直り?しました。

色々ご飯を作っていく

この辺から、ストーリー部分と料理シーンが半分ずつくらいになっていきます。おなかすいてくる漫画です。

ストーリー的には、ここから、その、ちょっと巻いていく感じになっていくというか、だって……。

しょうがないだろう!この巻で終わってしまうのだから!!ジェイソン先生こんなに可愛いのに!!

好きなんですよねぇ~。この絵が。本当に残念。でもしょうがない。

本当は、出来る事ならバンバン画像とか貼って紹介したいところですが、そのうち怒られるかもしれないので自重するとして、とにかくちょっとでも気になったら買って読んでほしいです。

で。

ジェイソン剛田について調査していた赤坂さんや、またしても桜花に電話で結婚を迫られたりする蛍。

次に作ったのは『いくらのせたらこパスタ(ペペロンチーノのファルファッレ添え)』です。

ファルファッレというのは、この蝶ネクタイみたいな形をしたパスタの事を言います。

クリームソースと相性が良いらしいです。美味しそう。

この料理も分量こそ無いもののちゃんと作り方を教えてくれます。なので、味の想像もできます。辛い物が苦手なジェイソン先生のために、鷹の爪の種の部分を取り除いて辛さを抑える仕事もしてある出来る男蛍。

このファルファッレっての食べた事ないのでちょっと食べてみたい。

笑顔で食べるジェイソン先生を見て、少し何かが変わり始めていく蛍。

Twitterっぽい何か上で桜花とコンタクトを取って自作品について語ってみたり(正体は内緒)自分が書いた作品を、兄の事を思い出しながら読み返してみたりと、少しずつ立ち直っていくジェイソン先生。

これまで兄と一緒に作ってきた『終末のアンデッド』でしたが、もう兄はいません。でも、今のジェイソン先生には蛍がいる。

ちょっと気になるんですよね終末のアンデッド。読んでみたい。面白いらしいので。この右の男が主人公のジン。どうやら家族をゾンビに殺されて自分も半分ゾンビらしいです。

で、左の女の子はアリス。吸血鬼なのに吸血しないらしい。『アリスは大食い』という特徴が『アリスは基本的には吸血をしない』というところに対する伏線。という話。

くらいしかわかりません。気になる。7巻まで出てて、他にも巻数表示の無い単行本が数冊。なんだろうアンソロかな。

そして2人が次に食べたのはこちら!

これね。いやあの、細かいレシピはぜひ買って読んでいただきたいのですが、実際自分でも作ってみたいなと思う美味しそうな料理なんですよ。

ハート型の方の揚げ物の中身は魚肉ソーセージ。目のついてある方がエビフライなんですけど、このエビフライがただのエビフライではなくてですね……。

めっちゃ食べたい。おなかすいてきた。

そして。

これまで、1枚絵のラフ画を書くので精一杯だったジェイソン先生が、ついに文字だけとはいえ終末のアンデッドの2部のプロットを書きました。

やったぜ!ついにあの終末のアンデッドの続編が!(読んだ事ない)

それから

ここまでで2巻の半分くらいです。ここからは、すず姉がどうして蛍のところへやってきたのか明らかになったり、それぞれの想いに決着がついていったりします。

事故で兄を失い、1人きりになってしまい漫画が描けなくなってしまった少女と、それを支える編集者。

2人の男女の物語の結末は、どういったものになるのでしょうか。それはぜひ買って読んでみてください(宣伝)

趣味の範囲でいつかどこかでまた書けたらいいな。との事ですので、またいつかジェイソン先生達に会える日が来る事を楽しみにしています。

画像:「ジェイソン先生とおいしい食卓」コミックス2巻より引用

 

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