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【感想】HEART GEAR 2巻 謎の女性型ギア『レイス』と闘技場ヴァルハラ

当ブログはその性質上、どうしてもネタバレを含みます。そんなの嫌だ!という方は十分に注意して読んでください。

 

あらすじ

【デジタル版限定!「少年ジャンプ+」掲載時のカラーページを完全収録!!】巨大ギアに襲われ、突如、戦闘モードを発動したクロム。別の顔を持つ残酷な戦士(ギア)へと変貌し、ルゥを怯えさせる。だが、彼女が発した一言で、クロムは元の姿を取り戻す…。絆を深めた二人は、ヘブンランドへの道(ルート)を探すため、ヴォーダン将軍が牛耳る戦士達の闘技場・ヴァルハラへ!! そこで二人を待っていたのは――!? bookwalker作品紹介より

というお話です。作者はタカキツヨシさんです。

登場人物

ルゥ:荒廃した世界で現在唯一の生き残りの人類。『狂機(インセイン)』によって破壊されてしまったゼットおじさんを再び起動させるために旅をする。

クロム::第5世代型試験用ギア。『ルゥを守り続ける』を基底プログラムとして設定する。超高性能だが詳細は不明。

感想

もう人間はいないのに、当たり前のように日常を送っているギア達が少し不思議

はい!というわけで今回紹介するのは『HEART GEAR』の2巻です!

この作品と全然関係無い話なんですけど、つい先週くらいまでアクセス数的にはこのブログは『まちカドまぞくブログ』でした。でも、2日ほど前に『魔都精兵のスレイブブログ』に変わりました。

すげぇ勢いでアクセスくるんだぜ。ビックリしちゃうよ。最近少しずつアクセスが増えるような出来事がありまして嬉しい限りです。

さて。そんな話はさておき。HEART GEARです。

おそらく人類が滅び、残り1人となった人間の少女ルゥが、偶然発見した謎の超高性能ギアクロムと共に破壊されたゼットおじさんを直すためにヘヴンランドを目指します。

橋の門番

橋の門番である『鉄壁のヴィルヘルム』と名乗る大型の人型ギアと対決するクロム。

その戦いの中で頭を半分吹き飛ばされてしまい、その事がきっかけで謎の変身をするクロム。

その戦闘力はすさまじく、あっという間にヴィルヘルムを破壊。

しかし、変身前は一応は説得から始まり、なるべくなら非戦闘で済ませたいと思っていたクロムが変身後は一転。

一切の加減無しでヴィルヘルムを破壊。これを見て怖くなったルゥの願いによりクロムは普段のモードへと戻りました。

このヴィルヘルム戦では、最後にヴィルヘルムが『記憶のフラッシュバック』という形で過去の記憶を見ます。

ちょっと悲しいお話なんですが、ギアの存在について少し考えさせられるお話です。待つ身の悲しさよ。

そして、そんな変身機能が自分に備わっている事などまったく知らなかったクロム。『俺とは』という事で悩みます。

そもそも俺は、俺の事をどれだけ知っている?

深い。なまじ人間より賢いばかりに思い悩むと無限に深い沼にはまっていきそうですよね。

俺はもっと知りたい。

これからも2人で一緒に、色んな所へ行って色んな物を見て色んなことを感じて色んなことを考えたい。

と、ここまでが、実は壊れたヴィルヘルムが見た最後の記憶でした。という展開になり、そのヴィルヘルムの記憶を見た謎の女性型ギアが登場。

この女性型ギアはルゥになりやら興味を示したようです。

雨宿りと紅茶

旅の途中で雨が降り、雨宿りする事になった2人。どうやら雨は止みそうになく、今日はここで野営をする事になりそうでした。

突然の雨に降られたのだから、服がびしょ濡れになったのだから、乾かさなくては!乾かす為に服は脱がなくては!

と、いうわけで、サービスの匂いがするわけですが・・・。

これはこれでまぁ!

クロムと2人、火をおこして野営の準備をします。そこで紅茶を飲むルゥ。

クロムにも紅茶を勧めますが、どうせ自分は味覚が無いからいらない。と断るクロム。

クロム達ギアは、一部の例外を除いて味覚が無いようです。ギアも外部からの摂取によってエネルギーを補充するのですが、その際あらゆる物から最大効率でエネルギーを得るように設計されているようです。

それが有毒でも腐っていても関係無い。なんなら椅子の脚からでもエネルギーの摂取が可能です。

で、ここでクロムが興味深い話をします。

俺結構個人的にこの話は面白いなと思いました。

確かに、人間て裸で野生の世界に放り出されたらすぐ死にそうなのに、一応は生物の頂点みたいな顔してるわけで、どうしてこんな感じに進化したんでしょうねぇ。

スタミナがとか、投石がとか、そりゃ人間にも人間の長所があると思うんですが、もっと圧倒的武力をもって世界を制覇しててもよかったと思うんですよね。空飛んで火を吐いて凄いスピードで地上でも走って。みたいな。

でもそうはならなかった。どちらかと言えば世界は知性の進化を望んだんですよ。不思議ですね。

そして、そんな深い沼にはまったいきそうだったクロムにルゥは改めて紅茶を差し出します。

『味はわからなくても、きっとほっとすると思いますよ』と。

クロムは紅茶を飲んでみました。でもやっぱり味はしないし『ほっとする』という感情もよくわからない。

でも。

イケメンはこれだからイケメンですよね。

闘技場へ

雨も止んで旅を再開する2人。途中で出会った美容師ギアに髪を整えてもらったりしました。

この美容師ギアが、これまでに出会ってきた色々なお客さんの思い出話みたいなのをするんですが、ちょっと切ないエピソードなので必見。

ヴィルヘルムもそうでしたが、現在この世界には人類がほぼいないので、残ったギア達は基本的に待ちの姿勢なんですよね。自分の中にある基底プログラムに従って、ただ命令をこなす日々。

でも感情っぽいのがそこにあるせいでどれもこれも少し切ない生き様になっています。

今のところは残念ながら人類は絶滅する予定ですが、果たしてこれからどうなるんでしょうか。

その後、農家風の家で畜産ギアに聞いた『ヴァルハラ』という名前の闘技場に行く事になった2人。

なんでも、ヴァルハラの主『ヴォーダン将軍』に選ばれた戦士はヘヴンランドに行く事が出来るそうです。

謎の女性型ギア『レイス』

一方そのヴァルハラでは、ヒルドと言う名前の軍事用のギアが大暴れ。こんな場所はくだらないからとヴォーダン将軍と戦おうとしています。

そしてさらに、ヴォーダン将軍のところに来客が1人。

彼女?の名前はレイス。さきほど見たヴィルヘルムの記憶から、ルゥとクロムに興味を示し、もしここに2人が来たら報せてほしい。とお願いにきたのでした。

「・・・断ると言ったら?」

「ここ滅茶苦茶にする」

という流れでヴォーダン将軍は一応は引き受ける事に。

このレイスはどうやらヘヴンランドの住人?らしいのですが詳細は不明。

それから

ここまでで2巻の半分ちょいくらいです。これからの2人は

ルゥとクロムは闘技場に辿り着き、2人を確認したヴォーダン将軍の陰謀によって離れ離れになってしまいます。

クロムは闘技場入場試験を受けに。ルゥは『待機』と称して個室に監禁されてしまいました。

そこで映像を記録するギアである『ロック』とルゥが出会います。

というところで2巻は終わり!

クロムの入場試験の様子はなかなかカッコいいバトルなのでぜひ読んでみてください。

こんなん夜道でばったりエンカウントしたらおしっこちびるわ。

レイスという女性型ギアは果たして何者なのか。レイスは、どちらかといえばクロムよりもルゥに興味があるようですが、それはなぜなのか。

ヘブンランドとはどんなところなのか。監禁されたルゥの運命は!そしてロックの映像魂は!

他にも見所して、単行本のオマケページというか各話の間にちょいちょい『人間とギアの関わり』というか、まだこの世界に人間がいた頃のギアとの話が文字で掲載されていて、それも世界観を知るうえで大事な要素だったりします。

『人型のギアを作るべきではないのではないか派』の話とか、そういう話です。

という感じで話が広がっていく2巻でした。ジャンプ+ではお色気要素が強い感じですが、こういうジャンルもどんどん頑張ってほしいですね。

画像:「HEART GEAR」コミックス2巻より引用

 

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おまけ

フランスで作成されたPVらしいです。海外人気がかなり高いようです。

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