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【感想】くま クマ 熊 ベアー 2巻 可愛い2匹の召喚獣とクマハウス

2019年11月3日

当ブログはその性質上、どうしてもネタバレを含みます。そんなの嫌だ!という方は十分に注意して読んでください。

 

あらすじ

シリーズ累計35万部突破!
クマっ娘×異世界 痛快冒険譚・第2巻!!

異世界(?)に連れてこられたユナが受け取ったのは、チート装備なクマの着ぐるみ!? 
冒険者になったはいいけれど、その格好から街の人々から注目の的に……。

そんなユナがゴブリンの群れの討伐に向かうと、思わぬ強敵・ゴブリンキングが現れる!! 
そのほか、クマハウスを建てたり、クマの召喚獣を呼んだり、クマづくしの第2巻!! bookwalker作品紹介より

というお話です。漫画 せるげいさん 原作 くまなのさん 企画・原案 029さん です。

登場人物

ユナ:世界初のVRMMORPG『ワールド・ファンダジー・オンライン』というゲームの廃ゲーマー。一応この設定は戦闘時の立ち回りなどに活かされている。熊装備のおかげで超強い。

フィナ:ユナが異世界で知り合った10歳の少女。病気の母と妹がいる。特技は解体。ユナは最初から超強いけど、フィナは少しずつ成長していく(戦闘的な意味ではなく)ので、それを見るもの面白いです。

感想

召喚獣が可愛い

はい!そんなわけで、今回紹介するのは『くま 熊 クマ ベアー』の2巻です!

これを書いている現在は小説版は13巻まで。漫画版は3巻まで出ています。小説版も面白いので好きなのですが、この手のコミカライズはだいたい原作に追いつく前に・・・。という心配がありますので漫画版も頑張れ。

そう思うとリゼロとかよく頑張ってますよね。やはりアレマネーなのか。白鯨強いもんね(白目)

この手のコミカライズは小説に比べてガンガンはしょってたりするのですが、この作品に関しては明確に方針があるようで、なるべく戦闘を長引かせない。あとグロくしない。などのこだわりがあるそうです(あとがきより)

なので、小説と比べて戦闘は結構あっさりめ。詳しい戦闘描写が読みたい方は小説も読もう!(宣伝)

と、いうわけで、紹介していきましょう。

ゴブリンキングを討伐する

ユナに因縁をつけてきた冒険者(デボネラ)をボコボコにしてしまい、本来デボネラとパーティーを組むはずだった冒険者達に責任を取らされる形でゴブリン討伐にやってきたユナ。

ゴブリンが多数潜んでいるであろう洞窟を発見します。探知魔法を使い、中にゴブリンの存在を確認後。

洞窟の中にクマ魔法をぶち込み、あとは入口にクマの土魔法でフタをして、はいゴブリン討伐終了です。

洞窟の中でクマの炎は燃え盛り、やがては全ての酸素を奪い尽くしゴブリンは全滅するであろう。という、結構エグイタイプの作戦です。

というわけで、洞窟の中でゴブリンの蒸し焼きができるまで周りのゴブリンを狩って待つ事しばらく。

探知魔法で洞窟の中を調べると、どうやら洞窟の中になぜか1匹だけ生き残ったゴブリンがいる様子。

もしかして・・・。ゴブリンキング!!

読者の我々にはそのゴブリンキングの恐ろしさはよくわからないわけですが、同行している冒険者のルリーナは一旦退却を提案。ギルドに戻って応援を頼むべきだ!と。

しかしユナはその提案を拒否。『ま、大丈夫っしょ』くらいの軽い感じでゴブリンキング討伐をする事に。

で。

登場したゴブリンキングがこちら。

結構こえぇよ!!

サイズ感がよくわからないんですがたぶん5mくらいある。

これもあとがきに書いてある事なんですが、あまりグロくならないように。戦闘は強敵以外短めに。という事の他にも『それでもキャラ達は命がけの世界なのでコミカルになりすぎないようにバランスに注意している』との事なので、怖い奴は怖いです。

これまでのザコは一撃で瞬殺してきたユナですが、さすがゴブリンの王。魔法で一撃というわけにはいきませんでした。

風の魔法『ベアーカッター』を放ち、致命傷には至らないまでもダメージが通る事はわかりました。

ので。

土魔法で突然足元に大穴を空けゴブリンキングを落とします。炎の魔法だと灰になって討伐の証にならないかもしれないので、穴に落ちたゴブリンキングに向かって延々と・・・。

ベアーカッター。ベアーカッター。ベアーカッター。ベアーカッター。ベアーカッター。

穴に落ちたゴブリンキングが死ぬまでベアーカッターで刻みました。エグイ。

今回の討伐記録はゴブリン100匹にゴブリンキング1匹。ちなみにゴブリン100匹の解体は全て同行のルリーナさんが行い、ユナは寝て待ってただけでした。これもヒドイ。

あと、剣も拾いました。これ大事。

この辺の戦闘シーンがやけにあっさり終わったなと思って、そうだよなそういう方針だもんなと思って小説読んだら小説も短かった。一応キングなのに悲しい。

召喚魔法を覚える

ゴブリンキングを討伐した事により新しい能力『クマの召喚獣』を覚えました。

『各パペットから1体ずつクマを召喚』という事なので、今両手には白と黒のパペットを装備しているから2体呼べるはず。まぁ考えてもしょうがないのでとりあえず1体召喚してみました。

なんだこれ可愛い!

しかも見た目だけでなく、乗って良し戦って良しの優秀召喚獣。個人的には強い熊といえば『赤カブト』なわけですが、古すぎて伝わりませんか。面白いですよ銀牙。

全国の『漢』である犬達が命がけで主人公である銀の宿敵赤カブトを倒す物語なのですが、まぁそれはいいでしょう。ここでは関係ない。

何回読んでも『なんでみんな(犬)が雑種やなくて純血やねん。ほとんど野良やのに』と思ってしまうのですが、物語の都合上しょうがないですよね。

さて話を戻しまして。

この黒いクマ(のちに名前をくまゆる)を召喚している場面を他の人に見られた事がきっかけでとある村のヌシ退治に挑む事になるユナ。

ちなみにこのエピソードは小説1巻の書下ろしエピソードを漫画にしたものです。

ヌシと呼ばれていた巨大イノシシを、くまゆるの力で退治したユナ。そういえばもう1体呼べる事を思い出して、白いクマの方を呼び出してみました。

なにこれまた可愛い!

しかもこのクマの召喚獣は『どちらか片方をかまい続けるともう片方がすねる』という、なかなかに愛くるしい特徴も持っています。平等に接する事が大切です。

黒いクマが『くまゆる』白いクマが『くまきゅう』と命名されました。

ちなみにですね。強い白熊といえば『ハイブリッド』なわけですが・・・。もういいですか。熊の話は。前作の主人公『銀』の息子の『ウィード』が活躍する漫画なんですが・・・。興味ないですか。

好きなんですよね。このシリーズ。めっちゃ長いんですよ。このWEEDだけでも60巻くらいありますからね。ずっと主人公犬なのに。

クマさん家を買う

ギルドランクを半強制的に上げられたり『ブラッディベアー』とかいうなかなかかっこいい名前を付けられたりしたユナ。

ユナは解体作業が出来ないために、毎回未解体の魔物をギルドに売却していたわけですが、突然『もう未解体の魔物は持ってこないでほしい』と言われてしまいます。

未解体の魔物を持ち込んだ場合はギルドに手数料が引かれて買取価格が下がります。つまり、ギルド的には未解体の方が利益になるはずなのにどうして?

で、その理由というのが『フィナを雇ってやってほしい』というものでした。

フィナはまだ10歳なのに、病弱な母と3つ下の妹を食べさせていくために大変苦労しています。そのフィナに、安定した仕事を提供してやってほしい。という事のようでした。

トントン拍子に話は進み、2人で組んで活動していく事になりました。

コンビでの最初の活動は『タイガーウルフ討伐』です。ユナはもちろん討伐に向かいますが、非戦闘員のフィナはどうすれば?

というわけで。

家を魔法で用意しました。

しかもこの家はユナの収納袋の性能によりなんと出し入れ自由!すげぇな!

この後のタイガーウルフ戦がなんと3コマで終わってしまうのですが、小説はもっと長かったような・・・。と思って読み返したら6ページでした。そんなに長くなかった。

でも3コマは短いよ。瞬殺でした。

一応補足として、漫画を見た感じではよくわかりませんが、実はタイガーウルフは2頭いてたぶん夫婦。で、綺麗な毛皮が欲しかったので水攻めを選んだ。という話です。漫画でもあとで補足があったりしますけどね。

その後商業ギルドで土地を買い、さきほどのクマハウスを置いて、クマさんにも定住できる家ができました。

それから

貴族から呼びだされたりなんやかんやありまして。

というところで2巻は終了です。

多少話の順番は前後していますが、ここまででだいたい小説版の2巻の半分くらいまで。

漫画版2冊に対して小説は1.5冊くらいの消化速度なので、小説13巻まで追いつくのにどれだけ長編になるんだよ・・・。というドキドキ感があるわけですが、頑張ってほしいです。

アニメ化とかすれば大丈夫じゃないかな!アニメ化とか!

ちなみに、bookwalkerでこの作品のタグに『アニメ』というのがあって、しかも『アニメ』ランキングでかなり上位にこの漫画が食い込んでいるのですが、いいのかそれ?アニメじゃないよねぇ?

まぁいいか。好きな作品が売れればなんでも。

画像:「くま クマ 熊 ベアー」コミックス2巻より引用

 

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相変わらず読める話のチョイスがよくわかりません。一応読めなくはない。というレベルです。なんでこんな仕様なんでしょうか。

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