【感想】シロクマと不明局 1巻 煉獄で働くJKと樋口一葉とマリー
あらすじ
花の女子高生を目前に死んでしまった熊本チエコ。 カボチャに騙され、たどりついたは地獄と天国の狭間・煉獄。 聖徳太子とナポレオンが漫才師として活躍するその煉獄で、 チエコは樋口一葉に助けられ…。
(C)あfろ/芳文社 bookwalker作品紹介より
という話です。作者はあfろさんです。
登場人物
熊本チエコ:花のJK。その生活の1日目にして突然死んでしまう。原因は不明。あの世っぽい場所の事務員っぽい人のきまぐれで地獄行きになる。しかし、地獄へ行く途中に謎のパンプキンヘッドの陰謀により煉獄へと落とされる。役割の無い者は煉獄では暮らしていけないため、謎の施設『不明局』で働く事になる。
ヒグチ:樋口一葉。煉獄で放送作家をしている。自分の使う眼鏡を1億円から1千万円。それからさらに1万円まで値切った。普段は自室で缶詰状態の事が多い
マリー:非常に幼い見た目だがその正体はマリーアントワネット。小さい体なのに大型のバイクを乗り回す。普段は広大な砂漠で1人さみしくスイカを売っている。甘い物大好き。
縁の下:不明局の局長。色々と謎の多い人物。暇な時には粘土で色々作りがち。
感想
なんだかよくわからない
というわけで、今回紹介する作品は『シロクマと不明局』です!作者はなんと!あfろさん!ゆるキャン△の作者さんです!この作品は4コマ形式。
とりあえずの内容としては、熊本チエコというJKがJK生活の初日になぜか死んでしまいます。死因は不明。最初の1ページ目で『今年はいいことありそう!』とかいう大き目のカットから、次ページでは死んでいるとかいう斬新な展開。
そして、死後訪れるっぽい謎の役所っぽい場所で、これまた謎のテストを受け事務員のきまぐれで地獄行きが決定。
なんとなく地獄行き
で、その地獄行きの道中突如現れたパンプキンヘッド(ジャックという名前)にだまされて、煉獄に突き落とされ、落とされた先でマリーという幼女の乗る大型バイクに拾われヒグチの家に辿り着きます。
どうやらカボチャにだまされたらしい
なんだか全然よくわからないけど、どうやらカボチャにだまされて煉獄に落とされたらしいチエコ。煉獄では役割が無いと暮らしていけないらしいので、とにかく仕事を探す事に。
煉獄に落とされたチエコの頭にはなぜか巨大なシカの角が生えていた(みんな何かしらの角が生えるっぽい)ので、まずはそれを切ってもらうために除角屋さんで角を切ってもらったりします。
その除角屋さんで見たテレビで、この煉獄ではナポレオンと聖徳太子が漫才コンビ組んでる事を知ったり。
その後チエコは必死に就職活動をしますが、行く場所行く場所で壊滅的なトラブルを起こし続け、最終的に流れついたのが『不明局』という場所。
不明局のお仕事
この不明局では、天国や地獄から届いた手紙を、転居先不明になった人に届ける仕事をしているらしいです。
チエコは、この不明局で様々な人へとお手紙を届ける仕事をする事に。
というのがだいたいの内容なんですが、なんというかよくわからないんですよね。
なんですかね。絵は凄い綺麗だしキャラも可愛いんですけどね。話がなんかよくわからないです。
この『なんだかよくわからない感』は本当にぜひ一回実際に読んでみてほしい。
面白くないって事もないんですけどね。世界観が独特すぎてちょっと置いていかれる感じになります。
俺は最初ゆるきゃん△を読んで、ほのぼのゆるいキャンプ漫画面白いやん。この人他にどんな漫画描いてるんやろう?と思って辿っていったわけですが、なんだこれ。なんだこれ。こんな漫画も描くのか。
ただまぁ、これは想像なのですが恐らくゆるキャン△の方が実はニセで、本当はこういう漫画(ちょっと独特の世界観の不思議漫画)を描きたいのではないか?という気がするんですよね。なんとなくですが。
絵は可愛い
とりあえずこの巻ではチエコが何度か配達の仕事に行って、配達成功したり失敗したりします。
あとは局長がなんとなく影のあるっぽい人物であったり、カボチャ(ジャック)ってなんやねん?という事に少し触れたり。ヒグチが『ジト目会』とかいう謎の会に所属してたり。
SF(少し不思議)という表現がピッタリ合うこの作品。興味があったらぜひ読んでみてください。
そして感想を聞かせてほしい。bookwalkerで感想が0件なので非常に悲しいので。
画像:「シロクマと不明局」コミックス1巻より引用
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