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【感想】TSUYOSHI 誰も勝てない、アイツには 5巻 激化していく中国vsロシア対決!勝手にツヨシを巡って戦います

2024年9月28日

当ブログはその性質上、どうしてもネタバレを含みます。そんなの嫌だ!という方は十分に注意して読んでください。

もし面白いと思って頂けたなら、Twitter等で拡散やコメントいただけるとめちゃくちゃ喜びますのでどうかお願いします。

あらすじ

最強を求める者が必ず辿り着く存在・川端強。に、春が来た。新しく同僚となったロシア人の美少女・ナターシャちゃんから食事に誘われたのだ!千載一遇のチャンスに胸躍らせるツヨシ。ロシア料理に舌鼓を打ち、路上で売られるアクセサリーをプレゼントし……これはもはや完全なデート!そして、ナターシャちゃんからのアプローチは段々と激しさを増していき……!永久凍土も溶かすハイテンション格闘ラブコメディ、第五巻! bookwalker作品紹介より

というお話です。作者は丸山恭右さんです。また同じ事を書きますが、ラブ要素はないです。強的にはありますが。実際は無い。断言できる。

登場人物

川端強:最強の男。特に理由も無く最強という意味ではサイタマ的な感じ。本人は穏便に生きたいのに世界を舞台に巻き込まれていく。女性に甘い。

チンさん:ツヨシのバイト仲間。その正体は中国武術省のスパイ。ナターシャ達ロシア勢とツヨシを賭けて戦う。本人の意志など関係ないのか。ヒドイ。

ナターシャ:ツヨシのバイト仲間でありロシアからの留学生。その正体はロシア武術省のエージェント。なにそれ武術省ってどこにでもあんの?ツヨシを巡って中国と戦う。本人の意志(略)

星崎愛之助:さらなる強さを求めて山籠もりの修行を行う。が、その修行の方法で好感度を下げる。本人のあまり意図せぬところで中国vsロシアの戦いに巻き込まれていく。

夢丘照:ドルオタの豚。星崎同様に中国vsロシアの戦いに巻き込まれていく。5巻で意外な過去が少しだけ明らかになっていく。

感想

激化していく中国vsロシアの争い!『T・計画』ってなんやねん

はい!というわけで今回紹介するのは『TSUYOSHI 誰も勝てない、アイツには』の5巻です!

毎回書いてる気がしますが、このブログで間違いなく1番のアクセス数を誇りますこの漫画。大人気。マジで半端ない。

今日からGWが始まりまして、怒涛の11連休となってしまいました。例のアレの関係ではありますが、果たしていつごろ穏やかになるんでしょうか。

とまぁこのブログは漫画のブログなのであまりこの話はやめましょう。とにかく長い休みになりました。どうせどこにも行けないしヒマなのでどんどんブログを更新していきましょう。

では紹介していきます。

ナターシャとご飯に

劉との河原でのタイマンで勝利し、劉の両足を折ったロシア陣営。

一方そんなやり取りが行われているとも知らずに、ツヨシはナターシャに誘われ一緒にご飯を食べに行く事になりました。

偶然街で見かけたロシア料理のお店でご飯を食べる事になった2人。

なんかデートみたい。

そらもうロシア人美女にこんな事言われたら100人中120人の男が勘違いしますよ。そんなもん。

でもまぁ、悲しい事にナターシャは本当はこんな事微塵も思ってないんですけどね。

美味しいロシア料理も食べて、すっかり舞い上がったツヨシは露店で売っていた980円のアクセサリーまでプレゼント。2人の仲も急接近です。

2人並んで仲良く歩いていると、後ろからやってきたランニング中の男にナターシャがぶつかられてよろけてしまい、体勢を崩してツヨシにもたれかかってしまいます。

慌てて離れるナターシャ。

離れる時にさりげなくチンタッチ。

セクハラ準2級に認定します。とぅるんてなんやねん。どんな擬音やねん。

しかしこのさりげないチンタッチも実は罠。ツヨシに恋心を抱かせるためのシステマ闘法流の技(ホンマか)

そしてさらに。

さきほどツヨシにぶつかったランニングの男の正体もロシア側の刺客。先日劉の両足を折ったロシアのイワノフでした。

ナターシャがトイレに行くとウソをつきツヨシの側を離れたスキに、ツヨシに不意打ちを仕掛けるイワノフでしたが。

この不意打ちを完全に回避。反撃の一撃でイワノフを倒します。

激化していく戦い

ツヨシの一撃で吹き飛ばされ気絶していたイワノフが目を覚まし、ダメージを負った体で歩いていると、そこに劉の仲間の中国人がやってきます。

というわけで、両足を折られた劉の敵討ちのために両足+両腕を折られる事になったイワノフ。合掌。

4巻の時にチンさんが言っていた屈辱を晴らすにはその倍の制裁が必要だ』という言葉を容赦なく実践した形になりました。

このやり取りの感じがどことなく死刑囚編を思い出させる感じですね。パクリとかそういう話ではないです。個人的にこういう日常で入り乱れて戦っていく展開は好きなのです。サバイバル感あって。

まずはイワノフが劉の足を折り。そしてそれの復讐でイワノフの両手両足を中国側が折り。

そしてさらに、今度はロシアのターンです。黙ってやられているわけではありません。

若かったあの頃。何も怖くなかった

次なるロシア側の刺客は『アル・ミゲロ』という全身にタトゥーの入ったかなり気合の入ったいかつい男。

彼は慎重で狡猾な男。

『チャイナの奴が1人いたから今から軽くシメとくわ』とロシアの仲間に電話し、彼の標的となってしまった中国人の様子を見守ります。

標的となった男はウンチョウ。中国側の褐色の男です。覚えていますか。ツヨシに鎖骨折られました。

ウンチョウはその時工事現場で働いていました。

その労働の様子を見守るミゲロでしたが、工事現場で働くウンチョウをとんでもないアクシデントが襲いました!

理由はわかりませんが、なにかしらのアクシデントで鉄骨が突如ウンチョウを襲う!!危ない!!

あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁX!!!!!!!

常人ならばもはや取り返しのつかない大惨事です。男の娘として生きていく事を余儀なくされる大惨事です。ヒヤリハットとか言うてる場合ではありません。

しかし。

彼は中国での頭のおかしい修行(2巻参照)で金的を克服済みなので、まったくノーダメージでした。というか、むしろちょっと気持ち良くなっていました。大丈夫か。

ぞくぞくと謎の感覚で気持ちよくなり、作業仲間に『無問題(モウマンタイ)』と言って作業に戻ろうとするウンチョウ。いやいや。そうだとしてもやろ。病院行っとけとりあえず。

そんな様子を見てツッコミを入れる人がいました。

そう。どう見ても避けようと思えば避けられたタイミングだったのに、あえての股間で受け止め鉄骨。頭おかしい。

彼女の名前はさやかちゃん。子持ちで旦那がいないちょっと訳ありの女性です。

ちょっとした(だいぶ凄い)アクシデントがあったもののこの日の現場の仕事は終わり、いよいよウンチョウを襲おうとするミゲロ。

彼は慎重で狡猾な男。人気がないところでウンチョウを狙う作戦です。

ウンチョウが現場上がりに銭湯に入ったのでその後を追おうとしますが、ミゲロは見ての通りガッツリタトゥーなので入店を拒否されます。しょうがないよね。

なので、ウンチョウが銭湯から出てくるまで外で待つ事になりました。

2人で行った横町の風呂屋。一緒に出ようねって言ったのに。いつも、私が、待たされた。洗い髪が、芯まで冷えて。

そんなわけで。

ウンチョウが銭湯から出てきまして、いよいよ襲う……。

が。そこになんと、衝撃の光景が!!

先ほど現場でウンチョウに『自分から股間で鉄骨受け止めるとか頭おかしい(意訳)』と怒っていたさやかちゃんに言い寄るチャラい感じの男。

どうやら男はさやかちゃんの元旦那のようで、さやかちゃんの稼ぎを当てにしてたかりに来たようです。カスですね。クズです。

そんな2人の間に割って入るウンチョウ。クズの元旦那の腕を強く握り追い払います。

助けられたさやかちゃんは、ウンチョウを自分の家へと招きます。

助けてくれたお礼にと、自宅でウンチョウに食事をごちそうするさやかちゃん。

一緒にお酒なんか飲んじゃって、ちょっとほろ酔い気分になったさやかちゃんはウンチョウに

「あんた彼女とかいるのかい?」

と聞いたりします。それに答えないウンチョウ。

「はぁ…。酔っちゃったみたい」

とつぶやくさやかちゃん。

「見て。いつの間にか寝ちゃった」

と、さやかちゃんはまだ幼い我が子を抱きます。

そして……。

えぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!

消される部屋の電気。そして、ずっとその様子を見ていたミゲロ。

特に何もするわけでもなく2人の出会いからその夜の関係までをただひたすら慎重に見守った男ミゲロ。

この展開にはさすがに目が点でした。

当然ミゲロはこれから油断したところを襲う……。

めでたしめでたし。

なんだこれ。

これ5巻で一番好きな話です。これほんと断片的にじゃなくてちゃんと話として読んでほしい。ウンチョウのジョーはちゃんとフェイティングポーズ取るのか凄い気になる。

いやまぁ男女の関係になったのかどうかもわからないんですけどね。

ジーフェイvsロシア人

特になんのバトルも起きる事なく2人の男女の恋物語を怪しいタトゥーの男が見守っただけの話が終わり。次は中国人のジーフェイが働くバーにロシア人がやってきます。

ここでのこのウォッカを巡る2人のやり取りが結構カッコいいので好きです。

大きいナイフでウォッカの瓶を切って上と下で分けて2人で飲むんですけどね。なかなかカッコいいので気になる方はぜひ買うなりサイコミなりで読んでみよう!(宣伝)

というわけで、いよいよついにバーでの2人の決闘が始まる!

と思いきや。2人の携帯に同時に電話がかかってきます。

ジーフェイに電話してきたのは、なんとチンさん。しかも電話の内容は衝撃的なものでした。

『上からストップがかかった』

との事。ストップの理由は『中国・ロシアの極秘首脳会議によってT協定が結ばれたため』だそうで。

T協定ってなんやねん。

T協定のTはツヨシのT。

ツヨシの管理権は中国VSロシアの無差別団体格闘戦で勝った方が有する。みたいな。

ツヨシになんの承諾も得ないで勝手に国際間での取り決めを決められてしまうツヨシ。可哀想。

というわけで、T協定を巡る中国vsロシアの戦いが始まろうとしていました。

ルールの中での『参加人数は双方4人』に対して、現在中国ロシア共に戦えるのは3人。つまり、あと1人ずつ両陣営は探してこなければなりません。

果たして4人目の戦士はどうなるのか。

それから

ここまででだいたい5巻の半分くらいです。ここからは、中国ロシア共にあと1人の戦士を勧誘するために動き始めます。

中国側が目を付けたのはチンさん推薦の星崎。

一方ロシア側が目を付けたのはナターシャ推薦の夢丘。

両方日本人やないか!

というわけで、チンさんは星崎を。ナターシャは夢丘を説得するために動き始めます。

まずは山籠もりをしているという星崎を獲得するためにチンさんが星崎を訪ねます。

山籠もりとは名ばかりの、豪勢な生活を送る星崎。それと戦う劉。そしてあみだされる新しい修行方法。

その名を『鉄兵スタイル』

その激しくも厳しい修行に挑むと……。

こんな感じになります。超悲惨。

一方夢丘を勧誘するナターシャ。

しかし。ツヨシに心を折られた夢丘は申し出を拒否。

そして、明らかになっていく夢丘の過去……。

という感じで5巻は終わり。6巻へ続きます!

画像:「TSUYOSHI 誰も勝てない、アイツには」コミックス5巻より引用

webで読む

サイコミです。アプリ版の方がいいのでぜひアプリ版で読んでみてください。

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