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【感想】TSUYOSHI 誰も勝てない、アイツには 3巻 空手vs八極拳!狂乱の押し売り中国人をついにツヨシがヤってしまう?

2024年9月26日

当ブログはその性質上、どうしてもネタバレを含みます。そんなの嫌だ!という方は十分に注意して読んでください。

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あらすじ

最強を求める者が必ず辿り着く存在・川端強。しかし、本人はいたって普通のコンビニ店員だった。そんなツヨシの日常を中国武術省からの刺客“中国四拳勢”が破壊していく。少林拳・洪家拳・太極拳・八極拳……四千年の歴史を背負い、人生のすべてをかけてきた彼らの努力は、“最強の男”にどこまで通用するのか!? そして、コンビニの同僚チンさんとツヨシとの淡い恋の行方は!? ハイテンション格闘ラブコメディ、第三巻! bookwalker作品紹介より

というお話です。作者は丸山恭右さんです。

登場人物

川端強:最強の男。チンさんが連れてきた中国からの刺客に狙われる。今回あまり出番が無い。

星崎愛之助:強の押しかけ弟子。今回のメイン。

リュ・ジーフェイ:中国からの刺客最後の1人。幼少の頃から八極拳を学ぶ。

感想

今回はあんまり金的は無いです(でかいのがあります)

はい!というわけで、今回紹介するのは『TSUYOSHI 誰も勝てない、アイツには』の3巻です!当ブログでたぶん1,2を争う人気記事です。面白いよね。というのと、バナーでよく見て気になる。という人がいるんですかね。

ではさっそく紹介していきましょう!

中国からの刺客最後の1人

かなりの実力者っぽかった小太りの太極拳の使い手を倒し、ついに最後の1人となった中国からの刺客。『李書文』の再来と言われた男『呂志飛(リュ・ジーフェイ)』

李書文ってどんな人?と思って調べたんですがよくわかりませんでした(カスのブログ)

wikiを読んだんですが、あんまり頭に入ってこなかった。一応読んだんだけど。すげぇ怪力だったって事はわかった。頭殴ったら胴にめり込んで相手が即死したとか怖すぎるわ。

怖すぎる

こんな物騒な武術家の生まれ変わりと言われるジーフェイ。その実力も相当のものだと思われます。どうやらジーフェイの強さの秘密は『実践で八極拳を極めた』という事らしく、このご時世にガチの殺し合いで腕を磨いたようなのです。

で、ここからその若き日のジーフェイの様子が回想されますが、なんかあんまり触れたらアレかなみたいな場面なので気になる方はぜひ読んでみてください。

というわけで、昔は政府を倒すために使っていたその力で今は政府の仕事をしているので皮肉な話で。

ツヨシの使う太極拳vsジーフェイの八極拳。この戦いは中国武術の歴史を変えるかもしれない……!

とまぁ、勝手に外野は盛り上がっていますがツヨシ目線で見ればいきなりアトリエに尋ねてきたクソ迷惑な中国人集団でしかありませんから、このしかめっ面もやむなし。

中国武術の歴史が変わるとかどうとか盛り上がっていよいよ戦いが始まる!!

かというところで、突然事件は起きました。

いきなりジーフェイに向かって石を投げる星崎。何が起きたか理解出来ない周囲をよそに、さらに次の手に出る!

不意打ちの投石からの目つぶしとか、空手家というか人としてどうやねん。と思わないでもないですね。

2巻ではファミレスでいきなり殺人級(おおげさではない)の連続コンボをかましたりしましたから、ちょっとアクセルとブレーキのバランスがおかしいタイプの人間ですね。

(2巻より。舞台はファミレスです)

ちょっと大切な部分のネジが外れた感じの星崎が言うには『俺と戦って勝てないようならどうせ川端さんにも勝てないのだからまずは俺と戦え』という話。

おそらくはいつも不本意に絡まれるツヨシの事を思っての横槍でしょう。星崎なりの手助け。

そしてここから星崎の過去の回想が始まります。

以前にもチラっととんでもないボンボンの片鱗を見せていた星崎。どうやら、内閣官房長官と銀座の会員制高級クラブのオーナーとの妾の子。という事らしいです。ガチボンボン。

しかしその生い立ちは簡単に幸せとは言い難いものでした。

家に帰っても母はおらず、いつもテーブルの上に置手紙と1万円。いいですねぇ小遣い1日1万円!超羨ましい!!

こういうのは『実は本人は寂しかった』とかいうのが相場ですが、どうやらそうでもなかったようで。小遣いで好きな物はなんでも買えるし、友達もいると思っていたから。

さらに体格も良かった星崎は喧嘩も強く、何か揉め事があったりすると頼られる事も多かったようで、綺麗なガキ大将といった感じ。

しかし。

なんとなく、不穏な空気の漂う人生に。

悪い連中とつるみ、喫煙したりなどもしました。

そしてついに。その人生にヒビが入る時が訪れます。

ある日突然星崎の元へと訪れたガラの悪い集団。

『お前最近調子のってるらしいじゃん』

身に覚えのない奴らに路地裏でボコボコにされた星崎。その後入院しますが一週間の間誰からも連絡はありませんでした。

そしてついに退院し、友達をカラオケに誘うも断られてしまいます。しょんぼりした星崎が、松葉杖をつきながら帰っているその道の途中。公園の前を通りかかった星崎に聞こえてきた言葉。

金払いはいいんだけどまぁそれだけ

どうも、星崎が友達だと思っていた奴らは星崎の名前を語ってカツアゲ等を繰り返していたらしく、その報復を受けてボコられたと。

そしてここで気付きます。

最初から、誰1人として友達などではなかった。父親もいない。母親もほとんど家にいない。俺は究極のぼっちだったんだ!と。

空手との出会い

失意に沈む星崎。ある日街で見かけた空手の道場に、なんとなく入ってみました。

『俺いじめられてて。友達いないんで空手やってもいいですか?』

俺の個人的な意見ではありますが、いじめられていて逆境であっても、これを言える人間はどちらかと言えば強いカテゴリに入ると思います。

本当に追い込まれている人間はこんな自虐風の事すら言えない。そういう意味で星崎は強い人間だと思います。ただ、そこにはやはり複雑な気持がありますから『星崎は甘え』とは言いません。

さて。そんななんとなく入った空手道場で、星崎は未来のライバルと出会います。

こんな好青年が、そう遠くない未来にドルオタの豚になるなど誰が予想出来たでしょうか。

そして場面は現代に戻り。ついにジーフェイとの対決が始まります。

ジーフェイの冲捶が星崎に炸裂しますが、そこにカウンターを合わせる星崎。両者五分といった感じ。

ここから、ジーフェイの攻撃のターンになりまして八極拳の様々な技が繰り出されます。

文章に起こすには変換が死ぬほどめんどくさい技ばかりなのですが、それはさておき。

ここの戦いでも八極拳の技として裡門頂肘(りもんちょうちゅう)鉄山靠(てつざんこう)が登場するわけなんですが、バーチャ世代の俺としてはちゃんと技が頭の中で動くんですが、もしかして最近の人はバーチャファイターを知らないかもしれない。

というわけで。

八極拳というのはだいたいこんな感じですよ。というのがわかる動画を用意しましたので、これを見て戦闘シーンをイメージしてください。

というわけで、だいたいイメージはつかめましたでしょうか?このように、八極拳というのは『空中に浮かせてナンボ』の格闘技です(違う)

実はこの動画はバーチャファイターでは無かったりしますが、いいじゃないですか細かい事は。

さて。

ジーフェイの攻撃を受け、その内臓に響くダメージをくらい倒れる星崎。

しかし。彼はこれを上回る攻撃を受けた事がある。立ち上がり、ここから星崎の反撃が始まる!

それから

ここまでで3巻の半分くらいです。ここからはさらに盛り上がる星崎vsジーフェン戦。

こういう『主人公最強』というタイプの漫画では、主人公以外のバトルが熱いですよね。ツヨシが戦うのも面白いんですけど。

『息吹』で体勢を立て直し、反撃を開始する星崎。ジーフェイの防御の上から骨までダメージを与えるその攻撃。彼は自力で大岩を砕く事が出来ますからね。

しかし。その身に受けたダメージは確実に蓄積されていたのです。

エグイダメージ

これ死んだのでは?という出血です。修羅の門の菩薩掌で見た事あるやつです。

顔から、というか顔中の穴から出血し倒れた星崎。そこに、夢丘とリュウがやってきました。

かつてのライバル夢丘。その姿を見て、立ち上がる星崎。

そうだ。俺はあの日から強くなりたくてやってきたんだ。

お前がいたからここまで強くなれた。なのに!!!

極限状態から立ち上がり、何か新しい力に目覚めそうになる星崎。

空手の集大成。

星崎の放つ『究極の正拳突き』とは!!!!

そして決着する戦い。戦いは意外な結末に!!

4巻へ続く

画像:「TSUYOSHI 誰も勝てない、アイツには」コミックス3巻より引用

webで読む

サイコミです。アプリ版なら3巻の話も一応無料で読めますので、気になったらぜひダウンロードしてみてください。

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