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【感想】灼熱カバディ 2巻 解き放たれた獣と練習試合

当ブログはその性質上、どうしてもネタバレを含みます。そんなの嫌だ!という方は十分に注意して読んでください。

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あらすじ

「素手でやるチームスポーツは意外と甘くない」
“カバディ”のルールの奥深さに気づいた
宵越は、強くなるため試行錯誤を重ねていく。

“世界組”のエース攻撃手・王城正人も復帰し、
ついに他校との初の練習試合がスタートする!!!

bookwalker作品紹介より

というお話です。作者は武蔵野創さんです。

登場人物

宵越竜哉:元サッカー部。サッカー時代は『不倒の宵越』の異名を持っていた。ポジションはレイダー(攻撃手)。

王城正人:能京高校3年生。カバディ部の部長。最強のレイダー。とある事情でケガをして入院していたが、退院する。

感想

迫る練習試合。いよいよ本格的なカバディが始まる!!

はい!というわけで、今回紹介するのは『灼熱カバディ』の2巻です!

これを書いてる今現在で13巻まで出てるんですが、2巻と13巻でだいぶ絵柄が違うんですよね。部長って最初こんな感じだったんだなぁと少し懐かしくなりました。

個人的にはアニメ化してほしいくらいに熱いスポーツ漫画なんですが、その場合問題はキャントの描写をどうするか?ですよね。

試合中のキャラの心理描写の最中でも常に小さい声でカバディカバディ聞こえるのはちょっとどうかと思うんですが、でも無いなら無いでちょっとなぁ。最大の特徴なのに。と思ったりもします。

では紹介していきましょう。

最強のレイダー現る

畦道と共に2年の先輩に勝つために特訓した宵越でしたが、結果は負け。

負けましたが、それでもカバディに少し面白さを感じ始めた宵越。

ある日、クラスメイトに「カバディって何人でやるの?」と質問されました。

何……人……?

というわけで。

まだカバディを始めたばかりの宵越はあまりルールもよくわかっていません。そもそも何人でやるねん!と思い、畦道に聞いてみましたが返事は見ての通りです。

「おらもよくわかんね!!」

よくもまぁそんなんで部活成立するなぁ!と思うわけですが、その辺はマイナースポーツの悲しさです。

というわけで、さっそく副部長の井浦に確認しました。

Q カバディって何人でやるんですか?

はい。というわけで、カバディは普通7人でやるスポーツだそうです。

現在の能京高校カバディ部の部員は

部長、井浦、水澄、伊達、畦道、宵越の合計6人。

た、足りないっ……!!

このままではチームとして勝つも負けるもありません。そもそも人数足りてない。

しかし。井浦が言うには『別に5人でも出来るよ』との事。どっちやねん!

一応公式には7人のようですが、そこはマイナースポーツの悲しさ。人数揃わない時なんかは他校との試合でも5対5でも受けてくれたりするようです。

でも、例えば野球ならどんな事情があっても一応ポジションは9個あるわけですから、やっぱり9人いないと収まりが悪い。

ではなぜ、カバディは5人でも出来る競技なのか?

はい。ここでまた1つルールの勉強です。

『攻撃も守備も点取られた人はコートの外に出る』というルールです。

まぁ正直この段階ではそんな事言われても何言ってるのかよくわかりません。実際の試合の様子を見てみない事にはいまいちピンとこない。

なので、ここは簡単に『試合中に人数の増減がある競技なので最初から5対5でもそんなに違和感がない』という事を覚えるくらいでしょうか。

心配しなくてもこの『人数の増減』の描写はこれから何回でも出てきますので、嫌でも覚えます。はい。

とりあえず初心者の宵越は、そんな事気にしないで今出来る事だけやってくれればいいよ。と井浦に言われます。

さて。ちゃんとしたルールも知らないし正式な試合もした事が無い宵越にとっての『今出来る事』とはなんなのか?

宵越は、自身の『パワー不足』に注目しました。サッカー経験から速さはあるものの、筋力が他と比べて足りない。カバディのアンティ(守備手)は、相手を倒す必要があったりするので筋力不足は不安要素になります。

相手のレイダーを倒すだけの筋力があるかどうか。これは大きい。

それを克服するために、同じカバディ部で筋肉マッチョの伊達にどうすればいいのか相談します。

が。伊達は『身長もあるし今のままで十分だ』という返事。それにも理由がありました。

カバディには体重制限があるようで、そのリミットが80kgだそうです。ちなみにこの伊達は79.9kg。もう限界ギリギリですね。

でもこれは接触の多い競技なのでしょうがないですね。倒したり倒されたりがある以上格闘技みたいなもんですから。

そして宵越は75.2kg。筋力を付けられなくはないですが、そもそも身長の高い宵越(185cm以上ある)が筋力を付けて体重を増やせば、重心の据わりで劣ってしまうし、なにより宵越の長所である『速さ』が死んでしまう。

というわけで。結局筋力を付ける案も却下。では果たして宵越に出来る事とは?

守備の練習で、唯一筋力で優っている相手である井浦と練習をする宵越。

守備で自分が1人になった時に、相手を倒す事が出来なければ役に立てない。あせり、熱くなる宵越。

しかし、井浦は宵越の武器はそこではない。と言います。

宵越の武器は、至近距離でも敵の攻撃を回避し続ける事が出来る『目』と『速さ』だと。

そして、それらが活かされるのは守備ではなく攻撃だ。と。

その持ち前の目の良さと速さ。それを最大限に活かすために、宵越は最強のレイダーを目指す事になりました。

一方その頃。

ついに、ケガで入院していた能京カバディ部の部長、王城正人が退院してくるのでした。

放たれた獣

自主トレの最中に退院直後の部長と偶然出会った宵越。

ランニング中に偶然ぶつかったヒョロガリが実はカバディ部の部長だった。というね。漫画的。これが運命でなければ井浦の陰謀という感じですが、とにかく。

偶然出会った宵越と部長。さらに偶然そこを通りかかった水澄と伊達と一緒に、部長の復帰祝い&宵越歓迎会会場へと向かいます。

親睦を深めるのもそこそこに、部長の実力が信じられない宵越を納得させるために体育館へと向かうカバディ部一同。

宵越と王城(部長)は、同じレイダー。期待出来る新人が入ってきたという事で、ポジション奪われないか焦っていた。みたいな事を言う王城でしたが……。

宵越にちょっと当たっただけで吹っ飛んでしまう程に細く軽い体の王城が、果たしてどれほどの実力の持ち主なのでしょうか。

というわけで『自己紹介』もかねた王城との試合が始まります。

王城はレイダーなので、誰か守備を。となり、当然王城の実力がみたい宵越が立候補。さらに畦道もそれに乗っかり、他は辞退。

王城(レイダー)vs宵越&畦道(アンティ)のチームでの勝負に決まりました。

王城と対峙するが、何も感じない宵越。なにか秀でた才能を持つ者からは、特殊な匂いがするものだ。でもこいつ(王城)からは何も感じない……。

と、ガッカリします……。

が。

はい宵越アウト。

何をされたかまるでわからないままに部長にタッチされ、取り逃がして終わり。まさに秒殺でした。

王城の体の事もあり、1回限りの予定でしたがあまりに何も出来なかったのでもう1度再戦。

最初の試合は油断してたしよくわかってなかったけど、次こそは本気で!

というわけで、その優れた『目』で王城を観察する宵越。

低い姿勢。攻めるとも逃げるともとれる重心。淀みなく読みづらいキャント。そして、おそらくは宵越と畦道を見ているであろうと思われる、その不明瞭な視線。

よく観察してみても、結局まるで何もわからないまま。

宵越と畦道の2人がかりで捕まえに行きますがまったく歯が立ちません。

しかし。

『王城の特技はフェイントではないか?』と見抜く宵越でしたが、惜しいけど違う。と否定されてしまいます。

こうして、最終の3戦目が開始。

観察しても、何も感じる事が出来ない王城に対して、感じる事が出来ないのなら反射で動くしかない。

俺の動きも読まれないように……。あいつのように……。

集中していく宵越。

王城のように。

無意識にではありますが、その技を同じように使う宵越。驚く周囲。

これにより、スイッチが入る王城。

宵越も、なんとか手を掴む事に成功するも、それすらも利用され負けてしまいました。

目指す場所が見えたような気がするものの、その場所は今だ高く。

練習試合

夜に突然宵越の部屋を訪ねてきた王城。

ここでの会話で、王城が海外でのキャリアがある選手だという事がわかります。

王城のような、世界に出た事のあるプレイヤーをこの作品では『世界組』と言います。

その『世界組』は何人かいて、それぞれバラけた高校にいるわけですが、果たして彼らの実力やいかに。

そして、ついに練習試合が組まれる事になります。相手は『奏和高校』という学校。

奏和のカバディ部の部長は、いわゆる『世界組』で王城と一緒だった『六弦 歩』

そしてもう1人実力者がいます。

サッカーからやってきた『不倒』宵越と同じように、ある別のスポーツ界からやってきた男。

2年の『高谷 煉』

宵越達の能京は、奏和に勝てるのでしょうか?

それから

ここまでで2巻の半分くらいです。ここからは、ついに能京vs奏和の練習試合が始まります。

ここまで割とチュートリアル的な進行だったのですが、ここからいよいよ本格的にスポーツ漫画として始まっていきます。

レイダーとして『必殺技』を覚えてきた宵越。

元『世界組』の王城vs六弦。

そして、他のスポーツからの移行組の高谷。

こういう漫画の試合の流れはやっぱり実際に読んでもらうのが当然一番面白いです。本当に熱い面白い漫画なので、少しでも気になったらぜひ読んでみてください。

ルールとかいまいちよくわからなくても、全然楽しめます。むしろ、俺の中でたぶんだいぶカバディを勘違いしてると思います。俺の中でのはカバディのレベルは灼熱カバディ基準なので。

コートが狭く、また攻守の切り替えも早いのでバンバン点の取り合いがあり、上手くすれば大量得点も可能な仕組みなので勝負が終わるまでどちらが勝つのかわかりません。

序盤、奏和相手に歯が立たない能京メンバーでしたが、途中から王城が出てからの無双っぷりがかっこいいです。

盛り上がる奏和戦。果たして勝つのはどちらか!!

3巻へ続く。

画像:「灼熱カバディ」コミックス2巻より引用

 

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