【感想】極主夫道 4巻 猫おいかけたり牧場行ったりタピオカ作ったりします
あらすじ
絶好調アットホーム任侠コメディ!! タピオカを飲んだり、絵本を読み聞かせたり――。元ヤクザ、主夫が板についてきた第4巻! bookwalker作品紹介より
という内容です。作者はおおのこうすけさんです。
登場人物
龍:通称不死身の龍。昔は凄い極道だったらしいけど現在は専業主夫。
美久:龍の奥さん。ポリキュアが好き。
感想
聖地がわりと家の近所にあるんすよ
はい!というわけで、今回紹介するのは『極主夫道』の4巻です。もうちょっと早く記事を書きたかったのですが、とにかく仕事が忙しくてですね。社畜は大変。
とくに前振り的な事で書く事も思いつかないので、ではさっそく紹介していきましょう。
お魚くわえたドラ猫追いかける
龍が商店街でお魚を買おうとしていたら、なんとその魚を猫がスティール!
お魚くわえた猫からお魚を獲り返すために、必死でおいかける龍。
途中で布団屋さんで固形石鹸をおすすめしたり花屋さんでお花を買ったりドラッグストアでボックスティッシュをまとめ買いしたりしながら、猫を追いかけたその先に辿り着いた場所が!
ヤク〇さんの事務所にカチコミをかける形になった猫探し。
「カチコミかテメェ!」
ブチ切れるヤク〇の方々!果たして猫は!龍はどうなるのか!
滋賀県民でないと見逃しちゃうね
美久が会社の人からもらってきたというチケットで、遊びに行く事になった龍と美久。
この話は、ブレーメン牧場というところで龍と美久が遊ぶ話なんですが、この牧場には元ネタがあります。
ブルーメの丘といいまして、滋賀県にある牧場?というか、なんか色々ある場所です。結構家の近所なんですよね。
まぁ、行った事ないんですけど。
滋賀県民にはきっとそこそこの知名度だと……思うんですけど、どうなんでしょうか。南の方の人とかだと知らないかもしれません。
この話の中でもあるように、なんか色々出来るところです。龍はソーセージ作りを体験してましたが、他にもかなり色々な料理が体験できます。
漫画の話がしたいのかブルーメの丘の話がしたいのかいまいち自分でもよくわかりませんが、この話を読んで一体何人くらいの人が『おぉ!ブルーメの丘やん!』と思ったのか気になるんですよ。凄いローカルネタだと思うので。
というわけで、とっても楽しいブレーメン牧場。
小さい頃からこういうテーマパークとは無縁の人生を送ってきた龍。おおはしゃぎで遊ぶのですが……。
ひでぇ話ですよ。
タピオカミルクティーを作る
現役時代は『不死身の龍』と並ぶ武闘派として恐れられた『剛拳の虎』こと虎二郎。
そんな彼も今では移動販売のクレープ屋さん。そのクレープ屋さんが最近ちょっと売り上げが減ってきまして、これは何か新メニューを考えなければ!
となって、思いついたのが今流行のタピオカ。
でも虎二郎はタピオカについて何も知らないので、龍に教えてもらう事に。
情報屋に、餃子の無料券と引き換えに教えてもらったタピオカの情報を元に、製菓材料の専門店に向かう2人。
タピオカと言えばツブツブ。当然材料もツブツブの何かだと思ってた虎二郎でしたが、渡された材料は粉。
「素人がぁ!これにちょっとずつお湯混ぜて、コネコネしたらタピオカになるんじゃぁ!」
というわけで。
材料と作り方を覚えた元武闘派ヤク〇2人で、頑張ってタピオカを作ります。
こうして完成したタピオカを、ミルクティーに入れれば完成!
さっそく販売する事に。
果たしてタピオカは売れるのか!
武闘派流紙芝居
絵本の読み聞かせイベントで、急遽代打を務める事になった龍。
ヤク〇流の紙芝居、はっじま~るよ~!
『ももたろう』
昔々あるところに、オヤジと姐さんが住んでいました。
オヤジは山へ柴刈りに、姐さんは川に洗濯に、それぞれのシノギにでかけました。
オ「お前こんなもんどこで……」
姐「出どころは聞くんじゃないよ」
オ「ドス持ってこいや」
するとオヤジは桃を一刀両断。
「おぎゃあおぎゃあ」
中から元気な男の子が。
「桃から生まれたさかい、おどれは桃太郎じゃ」
とまぁこんな感じで進んでいきます桃太郎。
ポン刀片手に旅に出まして、途中出会った犬に、キビ団子でサルとキジに召集をかけるように命令。
3匹の舎弟を連れてついに鬼ヶ島にカキコミに行きました。
ここからは、怒号と悲鳴がとびかう地獄絵図。あっというまに数十の鬼を潰す桃太郎。
ついに鬼の親分を追い詰めます。
追い詰められ、金で解決しようとする鬼に対して、桃太郎が迫ったケジメの取り方とは!
他には
という感じの4巻です。他には、ボブとBBQする話や夏休みの宿題をする話などがあります。
どれも面白いので、気になったらぜひ読んでみてください。
画像:「極主夫道」4巻より引用
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