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【感想】TSUYOSHI 誰も勝てない、アイツには 8巻 リュウvsリゲロ戦!血と呼吸の我慢対決!

2024年11月15日

当ブログはその性質上、どうしてもネタバレを含みます。そんなの嫌だ!という方は十分に注意して読んでください。

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あらすじ

最強を求める者が必ず辿り着く存在・川端強。その管理権を賭けた異種格闘技戦「Tマッチ」は第二試合に突入!中国四拳勢・リュウは崖っぷちの戦いに挑む!何も与えられなかった少年時代。戦うことでようやくつかんだ人並みの生活。全ては日本での連戦連敗によって脆くも崩れ去ろうとしていた。果たしてリュウは自らの未来を掴み取ることができるのか!?這い上がる全ての男たちに捧ぐ新世代最強格闘マンガ・第8巻!

bookwalker作品紹介より

というお話です。作者は丸山恭右さんです。

登場人物

川端強:作中最強の男。最強であるがゆえにバトルシーンが少ない。現在理不尽な国家間の闘争に巻き込まれ中。

リュウ:中国側の1人。夢丘の友人。足技が得意。

アル・ミゲロ:ロシア側の1人。慎重な男。ウンチョウの愛の物語の始まりを見守った。

感想

中国vsロシアの2試合目が始まる!

はい!というわけで今回紹介するのは『TSUYOSHI 誰も勝てない、アイツには』の8巻です!

特に言う事もありませんのでいってみましょう!

リュウvsリゲロ

武器等を使用するのは禁止。というルール内で伸ばした爪などを使ってくるなど微妙にズルいリゲロ。

リュウも得意の蹴り技を駆使して戦いますがそれを寝技をベースにした戦いで返され続けるリュウ。どうも相手の方が1枚上手の感じです。

しかし、リュウはここで負けるわけにはいきません。リュウは四拳勢という事で中国からの扱いが優遇されてはいますが今回負けると3回目。

これ以上負けると国に戻され処分される未来が待っているそうです。そのため今回も実は戦えるような状態では無かった足を無理矢理動かせるようにしての参戦。

そんな覚悟も虚しく、リゲロの固め技に捕まってしまいます。

気道も塞がれ絶体絶命のピンチです。

このままでは負けてしまう……。自分の過去を思い出すリュウ。何も持っていない事を知られたくなくて、これまで拳を握り続けてきた。そして、まだ何も手に入れていないその手に未来を掴むために。ここで負けるわけにはいかないのです。

夢丘のお腹に穴を開けたリュウの指を突き刺す技でリゲロの腕を刺し固め技から脱出。

いよいよここから反撃の開始です!

立ち上がり、覚悟を決めた表情のリュウ。どうやら『点穴術』という必殺技を狙っているようです。

このリュウの様子を見て本気を出す覚悟を決めるリゲロ。

ここからリゲロの過去の回想が始まります。

両親に捨てられ、孤児となったリゲロはある日裕福な家の養子となります。

大きな家に暖かい食事。優しい義父や同年代の義兄弟達に囲まれて幸せに暮らしていました。

そんなリゲロの義父の正体はマフィアのボス。

月1のペースで兄弟達と一緒に襲撃に行く日々。目の前で兄弟がハチの巣にされるような事もありました。

報復と暴力の日々。しかしそんな中でもリゲロは優しく真っ直ぐ育っていきました。

そして12歳になったリゲロは組織の仕事の手伝いをするようになりました。兄弟達と色々な仕事をしましたが、すぐに他のギャングと衝突し、2つ上の兄弟が殺されてしまいます。

この事態にボスである義父は言いました。

『兄弟の復讐をお前がするんだ』

これを果たすまで帰ってくるなと命じられたリゲロ。しかし。ターゲットに対する5日間に及ぶ尾行の末についに仕留める事が出来ませんでした。

実は、今回のダーゲットは子供。子供は殺せない!と反論するリゲロでしたがこれを義父は認めませんでした。

『違う。お前は臆病風に吹かれたんだ』

そう言って、リゲロの舌をナイフで切り裂く義父。

なかなかエグイ事をされました。

そういう時は仮面を被れ。

こうして、仮面を被る事にしたリゲロはなんと1人でマフィアの一家を壊滅させます。そして、その捜査に来たロシア政府側によって確保され、サンボとシステマを仕込まれて現在に至る。

というのが彼の人生です。

銃器で戦うマフィアから、素手で戦う格闘家とはかなりの落差な気もしますが。

こうして両者が本気になりました。

勝負が再開されましたが、やはりマウントで挑まれ形勢が不利なリュウ。押される一方です。

またしてもリゲロの横腹を指で刺すリュウでしたが、本気を出したリゲロには通じません。

そしてさらに。

ギリギリ致命傷

リゲロの爪での攻撃によって切り裂かれるリュウの頸動脈。これ死んだんじゃね?

この大惨事に、今すぐ止めろと言う星崎でしたがなぜか止めようとしない中国側。

どうやら事前にリュウに『何があっても止めるな』と言われていたようです。いやそれはそうかもしれないけど頸動脈切られて止めるなも何も。

しかしどうやら完全に切れてはいないようで、まだギリギリ戦えるようです。

だとしても、もうリュウは虫の息。もう一押しで勝てる場面ですが、マウントを取っているはずのリゲロはなぜか動きません。

どうやら、リゲロの体に突き刺されたリュウの指が『点穴術』という技のようで、ここを突かれると体が動かない……どころか、どうやら呼吸すら出来ない様子。

頸動脈を切られ失血を続けるリュウvs点穴を突かれて呼吸が出来ないリゲロの戦い。

失われていく意識の中で、仲間に語った自分の夢を思い出すリュウ。

元々武術とかはそんなに好きじゃないんだ。生きていくために仕方なかっただけで。

だけど俺はここから……。日本で新しく始めたいんだ俺の人生を。

そしてついに決着の時が訪れます。果たして勝ったのはどちらか!!

それから

ここまでで8巻の半分くらいです。

ここからは、試合後に病室で寝ているリュウの元へとお見舞いに来た夢丘とリュウの会話があります。

感情的になり、つい友達である夢丘を責めてしまうリュウ。

この2人の友情も俺結構好きなんですよね。これからも仲良くやっていってほしいところです。

そして始まる第3試合。

次の試合はロシアのロジェンコvs星崎です。ついに星崎の登場。

星崎の相手であるロシアの選手は、なんとかなりの戦績を持つ元総合格闘の選手らしいです。

グリエルモ・ロジェンコ。元ロシア軍特殊部隊『スペツナズ』出身。

その後プロキックボクシング極東大会優勝。全ロシアコマンドサンボ75kg級優勝などの経歴を経てMMAに転身しその戦績は17勝3敗。その3敗も最初の頃に馴染むための段階で負けただけで、そこからは無敗。

そんな最強の格闘家相手では流石に分が悪いだろうというのが日本側の予想でしたが……。

そんな星崎不利の予想をツヨシは一蹴。普通に星崎が勝つと予想。

ってか久しぶりに見た気がするな主人公。やはり作中最強はどうしても出番が少なくなってしまう。そろそろツヨシの悪魔的金的が見たいところ。

さて。こういう感じで周りの予想の逆張りを最強の主人公がいってるわけですから、流石にここで星崎の負けはないだろうという感じ。

では果たして試合はどうなるのでしょうか。

とんでもない事になっている

勝敗の方はともかく、強く生まれ変わった星崎の実力が見られるバトルです。

そして続く第4試合。ジーフェイvsマルコフ戦が始まりました。

9巻へ続く。

画像:「TSUYOSHI 誰も勝てない、アイツには」コミックス8巻より引用

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