【妄想】アンデッドアンラック 俺はこんな上位十理戦が見たいんだ!【幻覚】
感想
スキップされた(かもしれない)上位十理戦!!俺はこういうのが読みたかった!!
はい!というわけで今回紹介するのは『アンデッドアンラック』の存在しない記憶です!
本誌の状況があまりよろしくなさそうでちょっとハラハラしておりまして、悲しいので強めの幻覚を見ましたからそれについて今日は書いていこうと思います。
まず、ここから先の内容には2024年9月23日現在でのジャンプ本誌での容赦ないネタバレが含まれます。気になる方は覚悟を決めて読むか、ここで引き返す事をオススメします。
そして、ここから先は期間限定のリプトンとほろよいのコラボチューハイをキメながら俺が書いた妄言です。本気にしないでください。
というわけで、いってみましょう!
強めの幻術
『俺はこんな戦いが見たかった!』というわけで、まぁもしかすると今後改めて十理戦のあるかもしれませんが、今のところやや望み薄感がありますので妄想十理戦のスタートです!
vsタイム戦
まずはvsタイム。十理の中のおじいさんキャラですね。
ここは『タイムvsファン&シェン&ムイ』です。時間の流れを自在に操るタイムに対して有利に戦える『不老』のファンがメイン。そこに弟子ーズが一緒に戦う形です。
特に最高の見所としては、タイムの能力で一気に年齢を変化させられそうになるシェンムイに対して、あの自分の最強の事しか考えなかったファンがその魂を分け与えて一時的にシェンムイを不老にするシーン。
これまでその不老によって自分の跡を継ぐ者について考える事が難しかったファンが、ついに自分の魂を譲り分け与えて人を救うシーンは何度読んでも鳥肌です。マジで泣ける。
フェース3になったタイムがその最後の力を振り絞って放った必殺の『5億年ビーム』からシェンムイをかばってファンが被弾。魂だけが体感5億年の牢獄に閉じ込められますがそこで5億年間の修行を行い最強の漢になって帰ってくるシーンには笑いと感動がありました。
vsウォー戦
次はvsウォーです。戦争。なんか骨?っぽい顔の軍人ぽい奴ですね。
ここは『ウォーvsビリー&テラー&グリード&ボイド』です。
「強者が弱者を蹂躙して何が悪いんだよ!お前らだって牛や豚を食べるだろう?それと何が違う!人間だって競い争い戦って進化してきたんじゃねぇのか?戦争こそが正義だろうがよ!!!!」
というウォーに対して
「言いたい事はわからないでもないけど、その争いに臨んでもいない弱者まで巻き込むのはフェアじゃないなぁ」という理論で戦うビリー。
どちらかというと争い競って生きてきた軍人&チャンピオンのと、戦争を司るUMAとの血と拳と銃弾の飛び交う戦いはまさに漢の死闘でした。
「命は失ったら減るんだよ!!」というグリードの名言が個人的には好きです。
vsシック戦
次はシックです。まさかのリベンジ。ロマサガでいうところのクジンシー枠。
ここはやはり因縁の『シックvsリップ&ラトラ&ライラ』です。
前回の戦いにおいてはユニオンメンバーのバックアップがあったから勝てましたが今回は3人という事で厳しいようにも思いますが、否定者になりたてだったあの時と違いリップの能力もパワーアップ。
結婚した事により深い絆で結ばれた(意味深)ラトラとの攻撃の威力もバツグンです。
この戦いにおいての見所は『私だけずっと守られっぱなしは嫌だ!』とライラが戦う決意をするシーン。
戦場を共にするリップとラトラの姿を見ているとどうしても自分だけが取り残されていると感じていたライラが、自分にもその荷物を分けてほしい。3人で同じ世界で生きたい!!!と覚醒します。
実は事前にユニオンに用意してもらっていた『UMA リペア(通称シロちゃん)』と協力してユニオン唯一のヒーラーキャラになるシーンはベストバウト候補です。
vsチェンジ戦
次はチェンジです。DNAのらせん構造を模した髪型が特徴のちょっとケバイ女性型UMA。
ここは『チェンジvsジーナ&ショーン&チカラ&タチアナ』です。
前回のループにおいて『何をやっても結局何も変わらなかった』と悩んで死んでいったジーナ。そんな彼女が、今回のループではその『不変』の能力を使って『変化』と戦います。
『変わらない』という事の強さと『変わっていく』事に向き合っていく勇気。
何もしなくても世界はどんどん変わっていってしまうけど、そこに『変わらない気持ち』があってもいいんじゃないの?と語るジーナのシーンは感動です。
ここで、目を潰された事によって『魂で世界を視る』ようになったチカラの新しい能力によって、外観がどんな風に変化してもその魂を視る事で広範囲の魂を『不動』にし、さらにショーンの進化した『魂を不可視にする』能力で『触れた者の魂も透明にする』事により一方的に自由に動けるようになったユニオンズの攻撃は圧巻です。
変化の能力を防ぐ『不可触』での防御も必見。戦いの中で、各々が信じる気持ちによってどんどん進化し強くなっていく。しかしその魂に宿る想いは『不変』なのです。
でもなにより心を動かされたのは、変化も実はそんなに悪い奴ではなかったというところ。その死の間際に『アタシの器もなかなかいい男見つけるじゃない』とジーナに耳打ちするシーンは敵ながら涙を誘いました。
前回はアンディにフラれ、今回は風子にフラれでなかなか意中の相手と上手くいかないジーナにも『不変』の想いが見つかるようです。あとスケベタマネギも。
vsジャスティス(仮)
そして次はvsジャスティス(仮)です。現在において唯一その正体が明かされていませんが、ビースト戦のセリフによりおそらく正義かと思われます。その見た目的にも。
ここ。
ここはもう当然『ジャスティスvsジュリア』です。
そもそも『正義』とは何か?絶対的な価値観のように思えてその実際はかなり相対的で、ある正義の反対側はまた違う正義です。
そんな世界の中で、揺るぎない『正義』を心に持つというのはどういう事か?否定者ではないなりに、考えながら戦っていきます。
そんな戦いの中、強烈な一撃を受け瀕死の状況に追いやられ意識が飛び、魂の世界で出会った懐かしい顔。
他の否定能力は『前任者の死により次の者に受け継がれる』というシステムであるのに前回のループで不正義を持ったまま今回のループが始まり、ジュイスとジュリアが同時に存在しないが故に引き継がれる事の無かった『不正義』の能力。
それが、魂の世界においてジュイスと再会する事によりついに受け継がれるのです。そして、ジュイスの魂の中に見たもう1つの魂。顔はよく見えなかったけど、確かに笑顔で送り出してくれた2人の想いを継いで、ついに『不正義』が発動します!
最初に『妄想です』と書いてあるわけですが、俺ここめちゃくちゃ見たい。たぶん号泣する。
vsラック戦
次はvsラックです。『運』と司る推定ショタキャラ。
ここは『ラックvsアンディ』です。運と不運。死と不死ではなく、運と不死。死と不運で戦ってほしい。
お互いがお互いのUMAと戦う事でさらに気付く何かがある。という事で、自分の成長はもう頭打ち宣言をしていたのでより深く相手を理解するイベントです。
『運』とはなんでしょうか?という話が軸です。人生を大きく左右するように思えるが不定形で不確かなその現象。
ここをアンディは『結局考え方次第だろ!』という感じに解釈しました。魂もその能力も、全ては自分の解釈次第考え方次第でどうにでもなるこの世界。
誰かにとっての不運が誰かにとっての幸運で、誰かの幸運が誰かにとっては不運になる。そんな、曖昧であやふやな『何か』の力。
『たまたまだよ。お前がそれを必然にした』
風子に向けて言ったセリフ。本質的な意味では『運』も『不運』もそう変わらない。同じようなもんだろう。だから、ウジウジ悩むのは止めて人生楽しもうぜ!!
『最近なんかいい事無いな』と思った時に読み返すとなんかじんわり泣ける回です。ありがとうアンディ。
vsデス戦
そしてデス戦です。シスター風のUMA。こういう場面での清楚は絶対ウソです。フェーズ3でエグイ変身する。シスター服の下は黒いドスケベボンテージに花京院の魂を賭ける。
ここは『デスvs風子』です。
ここも『そもそも死とは何か?』という事が軸の話です。
この世界においての『死』というのは実は消滅ではなく、死によって消滅した魂はこの世界とは別の亜空間に送られ、通常の場合は次のループでの出生タイミングでこの世に生を受けます。
もしそれを生き返らせる事が出来た場合、同一の存在が肉体と共に復活します。
つまり。この世界において『死』という概念はかなり表面上での出来事と言えます。
何度死んでも、必ずその魂は同一の存在であり次回のループでは復活する。また、その魂は消滅したわけではなく別の世界に隔離されているだけである。
という事は、特にアンディのような『不死』でなくとも本質的にこの世界の人間は全員が不死であると言えます。違いはそれが表面に自由に出る事が出来るかどうか。
そんな世界において『死』とは何か?という事を問う戦い。
魂の理解が強さのステージを上げたように、この世界において実は『死』というのはそこまで恐れる事では無いのではないか?むしろ『次の成長に気付くキッカケ』になる可能性もあり、100%デメリットの変化ではないのでは?
という事で、風子の中で『死』という現象そのものに対する好感度をあげていく。
仮に死んだとしてもこの世界のどこかにその魂は残る。なら、生きるも死ぬも恐れる事はないんじゃないのか?誰にでも起きる可能性のある出来事なんじゃないのか?
そこから、アンディに送る『最高の死』という事について考え始める重要な回です。
vsソウル戦
そして最後はソウルです。魂。上位十理一席の雰囲気イケメン。たぶん本質はドS。
さて。ここでは大穴『ソウルvsルイン』となっても面白いんじゃないかと思います。
アンディのゴールドエクスペリエンス・レクイエムから脱出したルインが、より深く魂を理解するための戦い。
お互い神のために生きてきた。そのはずなのに、なぜソウルとこんなにも扱いが違うのか?と自暴自棄気味に戦う。『不滅』とは?
そして戦いが始まろうとしたところで、ルナから横槍が入り戦いは中断。無情にも世界は強制ラグナロクに突入するのでした。
幻覚ここまで
という感じで、俺の中の十理戦をどうしても世の中に吐き出したくて書いてみました。本誌の展開の急さが恐怖ですが、俺はこういうアンデラが読みたい。
どうか、連載が終わりませんように。願わくば、戸塚先生が思い描いたアンデラの世界を無事描ききれますようにと大ファンの俺は祈っております。
あと、下部にある『アンデッドアンラック記事一覧』から単行本の紹介と感想が読めますのでよかったらぜひ(宣伝)
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