スポンサーリンク

【感想】スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました 2巻 エルフのハルカラや魔族のベルゼブブが登場します

当ブログはその性質上、どうしてもネタバレを含みます。そんなの嫌だ!という方は十分に注意して読んでください。

 

あらすじ

スローライフ300年。いつの間にか家族ができました。

不老不死の魔女に転生して、300年スライムを倒し続けた結果、いつの間にか世界最強になったアズサ。意識高い系ドラゴンのライカ、可愛い娘のファルファとシャルシャと一緒にスローライフを続けるはずが、更なるトラブルと共に2番目の弟子・エルフのハルカラや魔族のベルゼブブがやってきて…!? GAノベル売上歴代1位、「小説家になろう」発の異世界アットホームコメディー! bookwalker作品紹介より

というお話です。原作 森田季節さん 漫画 シバユウスケさん キャラクター原案 紅緒さんです。

登場人物

アズサ:通称『高原の魔女』で前世は社畜。過労死の末異世界に転生。スローライフのついでにスライムを倒していたらレベルMAXになった。今さらだけど、MAXってなんやねん。

ライカ:アズサに勝負を挑んで負けたドラゴンが少女に変身した姿。性格は真面目。

ハルカラ:ベルゼブブに命を狙われて?助けを求めてアズサの元にやってきた。巨乳のエルフ。トラブルメイカー枠。調薬師で『栄養酒』という栄養ドリンクで結構儲けている。

ファルファ:双子のスライムの精霊の姉の方。アズサをママと呼ぶ。理系。

シャルシャ:双子のスライムの精霊の妹の方。アズサを母さんと呼ぶ。文系。

感想

300年間ほぼソロ活動だったのに、段々とにぎやかになってきました!

はい!というわけで、今回紹介するのは『スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました』の2巻です!

2019年の12月12日に小説版の11巻が発売されるわけなんですが、11巻て凄いですよ。良くも悪くも女の子がキャッキャウフフしてるのがメインの作品なんですが、長く愛されてますよ。

アニメ化も決定していますので、なろう界のきらら枠として非常に楽しみにしています。

もうね。おっさんにはこういう作品がいいのよ。仕事で疲れて帰ってきたら、あんまり難しい話読みたくないのよ。

一時期、まるで病んでいるかのごとくのんのんびよりとごちうさを交互にリピートしていました。死んだ目で。

エルフが家にやってきた!

アズサの命を狙ってやってきたシャルシャ、その姉のファルファも一緒に住む事になり、賑やかになってきたアズサの家。

アズサは突然出来た可愛い2人の娘が可愛くてしょうがないようです。ファルファとシャルシャは2人で平原でバッタを捕まえたり、本を読んだり。実に子供らしくて可愛いです。

まぁちょっとレベルが高いようですが。

シャルシャは文系。歴史や神学が好きで、ファルファは理系。数学なんかが大好きです。

良いスライムと悪いスライムの見分け方や、スライムには穴があってそこを突かれるとすぐ死ぬなどの話をしていると、アズサの家に来客が。

アズサに敵意があったり、腕試しの冒険者だと危ないので娘達を家に入らせ、来客の対応に向かうアズサ。

扉を開けるとそこに居たのは。

妙にエロい体(巨乳)のエルフでした。

『このあたりにオークはいませんが?』と言って追い返そうとしましたが帰ろうとしません。

このエルフが困っている理由はなんと『ベルゼブブに追われているから』というもの。

ベルゼブブといえば。

ベルゼブブ (Beelzebub) はキリスト教における悪魔の一人。旧約聖書『列王記』に登場する、ペリシテ人の町であるエクロンの神バアル・ゼブルが前身とされる。新約聖書『マタイ福音書』などではベルゼブル (Beelzebul) の名であらわれる。 wikiより

という事で、ハエの王としても有名ですね。異世界にキリスト教があんのかよ!とかそういう事は言ってはダメです。

そんな恐ろしい、ファンタジーのゲームで言えば準ラスボスくらいのモンスターに追われているという彼女。当然平和に暮らしたいアズサはそれを追い返そうとしますが、結局可哀想になり話を聞く事に。

まずは自己紹介から。

彼女の名はハルカラ。

ベルゼブブとかいう大物に追われ、調薬師という薬作りの腕があるエルフ。というわけで、なんだか幸薄いふわふわ系の印象を受けますが、ハルカラは違う世界で言うところのアクア様枠なのでその辺間違えないように。

追われる理由

そもそもどうしてベルゼブブに追われているのか?という話。

ハルカラは『栄養酒』という滋養強壮に効くお酒を造っていて、これが素晴らしい大ヒット商品に。エルフの集落総出で生産しても間に合わない程の大人気。

しかし、この大人気が問題を生む事になりました。

なんと栄養酒の評判が魔族の元まで届き、ついには上級魔族であるベルゼブブの元までも。

この栄養酒は人間やエルフには問題なく効くのですが、どうやら魔族には毒だったようでベルゼブブはこれを服用後10分で倒れ高熱を出し、危うく地獄に逝きかけたのだとか。

その件で手配書まで出されてそれが出回り、魔族に恐れをなした工場の従業員も全員逃げてしまい集落からも追い出されてしまった。

というのがハルカラの身の上。なかなかに可哀想。

家族もみんなハルカラに同情し、とりあえずハルカラをかくまう事にしました。

今のままの見た目ではバレるかもしれないので、変装のために普段アズサが着ているローブを渡しましたがこれがミチミチで入りませんでした。

ムチムチのサービスショットもありますが、そこはほら。ちゃんと買って読んでみよう!(宣伝)

しかしハルカラ自身はこの体の事がコンプレックスというか、体の事ばかり言われるのが癪で調薬師を目指した経緯があったりします。

で。

このあと2人で森にキノコの採取に行き、ハルカラがうっかり調理した催淫効果のある毒キノコを食べて大変な事になったりもします。

ベルゼブブがやってきた!

ハルカラを村の人達に紹介しようと一緒に村に行くアズサとハルカラ。

村の男性陣はやたらとハルカラの巨乳ばかり見ますがしょうがないんですよ。これ、意識しないようにしようとするのも結構難しいんですよね。

で。巨乳の話はともかく、どうやらすでに村の方にもハルカラの手配書が回っているらしく、思ったより魔族の出際が良い。

このままでは家族に危険が及ぶ可能性があるため、ライカに頼んでファルファ、シャルシャを避難させる事に。さらに、前に村にかけた魔法の要領でアズサの家に魔族除けの結界も張りました。

これでいつ家にベルゼブブがやってきても大丈夫です。

で。アズサとハルカラの2人暮らしが始まるわけですが、なんやかんやあって家の中にいたハエがベルゼブブだという事に気付きました。

ついに正体を現したハエの王ベルゼブブ!!

怯えるハルカラをかばうアズサ。

「弟子とのやりとりは師匠を通してもらえますかね?」

帰ってくれと言われると余計に帰りたくなくなる。とか言い出したベルゼブブとアズサが戦う事になりました。

vsベルゼブブ戦

300年スライムを倒して鍛えてきたアズサでしたが、相手のベルゼブブは3000歳。恐ろしい強敵です。ってか時間間隔おかしくなるわ。

しかしいくら相手が強敵であっても負けるわけにはいかない。家の中で戦っては家が壊れてしまうので、場所を変えての戦いの始まりです。

上級魔族。ハエの王。いかに恐ろしい力を持っているのか、その実力をしかと・・・。

死闘、ついに決っ着・・・!!

場所を変えようと飛んで行った先にあった魔族除けの結界にベルゼブブが当たって大ダメージを負い、特に何もしないで戦いは終わってしまいました。

弱ったベルゼブブに、その場のライブ感で自作した回復魔法をかけて癒すアズサ。

体調がよくなったベルゼブブに改めて話を聞いてみる事にしました。

で。実はかなりの情報が誤解であった事が判明します。

まず、ベルゼブブは栄養酒の大ファンであった事。倒れたのは栄養酒が毒だからではなく、飲んで元気になって働き過ぎた事が原因である事。

そして、ハルカラを追っていたのは操業がストップしてしまった工場を再開させるためでした。

というわけで一見落着。めでたしめでたし。

ちなみに、このベルゼブブはかなりの苦労人でして、さらに人気キャラなので外伝も連載されています。最後にまとめて紹介しますので気になったら買って読んでみよう!(宣伝)

そして、外伝からでも読めなくはないけど本編のキャラも登場するので本編も読んでみよう!(宣伝)

ライカ実家に帰る

突如、実家に帰ると言い出したライカ。

というわけで、どうやらドラゴン族の姉の結婚式があるのでそれに出席するための里帰りをしたいようです。ライカの誘いもあって、これに同行する事になったアズサ一行。

しかし、この結婚式でもトラブルが発生して・・・。

それから

というところで2巻の半分くらいです。ここからライカの姉の結婚式、そしてそこにやってくる乱入者。

またしても登場するベルゼブブに、サービスシーン満載のお風呂回まで!!

おまけ漫画なんかもありますよ。

最低なオカンやな

小説版で言えばこの結婚式までで1巻が終わりです。そちらも面白いのでぜひ読んでみてください。

画像:「スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました」コミックス2巻より引用

 

おまけ

楽しみでたまりません。

WEB版で読む

1巻の時も書きましたが、なんか色々読めます。

書籍色々

ベルゼブブの外伝は小説もありますが、なぜかカクヨムが上手く機能しないのでそのうちリンクを張ります。

スポンサーリンク