【感想】ゾンビランドサガ 1巻 フランシュシュ・・・もとい幸太郎の物語
あらすじ
ちょっぴり不運な女子高生・源さくらは、ある日突然車に引かれて命を落とす──が、ゾンビになって復活!! 風前の灯である”サガ”を救うため、さまざまな時代から復活したゾンビ女子たちと一緒になぜかご当地アイドルを結成することに!? そして彼女たちを率いる謎のプロデューサー・巽幸太郎による”サガ”を知る旅が幕を開ける!! ゾンビ×アイドル×佐賀×グルメ!!? 超話題アニメの破天荒コミカライズ第1巻!! bookwalker作品紹介より
という作品です。原作 広報広聴課ゾンビ係さん 漫画 空路恵さんです。
登場人物
巽幸太郎:主人公?の源さくらや、その他諸々の女性達(ゾンビ)をプロデュースする謎の男性。サガを救う為にゾンビを集めてアイドルユニットを作る。押しとクセが非常に強い。1巻の段階ではまだなんとかマネージャーっぽい。
源さくら:ゾンビばかり集めたアイドルグループの一員。1巻の真ん中くらいまでは主人公のような感じに見える。が、アニメはともかく漫画では名前くらいだけ覚えておいてもらえば大丈夫です。詳しくはアニメのBDを見ましょう。
さくら以外のメンバー:ゾンビばかりのアイドルグループのメンバー。0号である山田たえ以外はそれぞれ何かしらの伝説を持つ。しかし、アニメはともかく漫画では名前を覚える必要すらないかもしれません。詳しくはアニメのBDを見ましょう。
感想
アニメと同じ内容なら、漫画を読む必要なんてないじゃない!!
というわけで、今回紹介するのはアニメの続編作成が決定した伝説のスーパーアイドル漫画『ゾンビランドサガ』の1巻です。
この漫画の内容は、ある日不慮の事故で死んでしまった源さくらが、謎の男性巽幸太郎の手によって(かどうか正確には不明)ゾンビとして復活。
いきなり死ぬ
さくら以外にも様々な時代から集められたゾンビ少女達と共にアイドルグループを結成し、サガを救う!
という内容です。さくら以外のゾンビは、伝説の子役だったり伝説の平成のアイドルだったり伝説の花魁だったり伝説の特攻隊長だったり伝説の昭和のアイドルだったり伝説の山田たえだったりします。
その個性豊かなゾンビ少女達と、時代の違いという価値観のすれ違いやゾンビというハンデ。悲しい生い立ちなどによる様々なドラマや苦労を乗り越えてアイドルグループとして成長していく・・・!
というのがアニメ版のおおまかな内容です。
大事な事なので2回言いますが、上記の話はアニメ版のおおまかな内容です。
今回紹介します『漫画版ゾンビランドサガ』はアニメの後にコミカライズされた作品です。
アニメ版の設定や時系列が物語の背景としてちゃんと存在しますが、存在するだけです。
最初の数話。この1巻の半分くらいのところまでは、アニメ版のストーリーをなぞった漫画です。
まずさくらだけが覚醒した状態でメタルバンドのライブに飛び込み参加。
まだ主人公らしかった頃
その後このライブをきっかけに他のゾンビ達も覚醒。いよいよレッスンに入っていく。
そして、幸太郎がふと立ち寄ったドライブイン鳥(通称ドラ鳥)。
このドラ鳥回あたりから段々雲行きが怪しくなっていきます。
単行本1巻収録の時点ではこの辺りで終わっているため、少しネタバレになるのですが、アニメ版ではこの後ドラ鳥のCMの話なんかが始まるのですが漫画版ではそんな話ありません。正確には、あるんだろうけど触れません。
アニメ版のゾンビ少女達の活躍については扉絵で超ダイジェストで触れ『詳しくはアニメのBDを見よう!』で処理。あとはひたすら幸太郎がご当地グルメや観光を紹介するだけの漫画になっていきます。
1巻の巻末に描かれている次巻予告がもうすでに『まだまだサガを食らい尽くす!』ですからね。アイドルってなにそれ美味しいの?くらいの存在感ですよ。
とにかくもう完全にアニメを見ていないと置いていかれます。楽しみ方としては、あぁゾンビランドサガってこういう話なのか!という感じではなく、あぁあの出来事の裏では幸太郎はこんな飯を食ってたのか。という方向性です。
もしくはもうただの佐賀ご当地グルメ漫画です。実際たぶん、アニメの知識が無くてもそういう意味ではかなり楽しめます。
グルメ漫画定番の触手シーン
謎に満ちたゾンビアイドル作品の漫画を読もうと思ったはずなのに、気が付いたら佐賀に行ってご飯食べたくなった。という気持ちが味わいたい方にぜひお勧め!
画像:「ゾンビランドサガ」コミックス1巻より引用
WEB連載版を読む
アプリ版なら先読み以外は無料で読めなくもないです。
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